生物
高校生
解決済み

この問題が分かりません。
考え方と解き方を教えてほしいです。
写真の図を参考にして、考えて欲しいです。
よろしくお願いいたします。

添加されたエタノール濃度と実験時間(培養日数)は?
96穴プレートにいくつ播くか?

24時間に1回分裂する。
測定結果のバラツキを考慮して、実験を3回以上繰り返す必要がある。

細胞播種 エタノール 細胞染色 96穴 添加 WST-1 法 ] ! 細胞培養 1 測定分光分析 ーーテ

回答

✨ ベストアンサー ✨

WST-1アッセイは、細胞増殖を測定する実験方法です。MTTなどと同様です。
特に、細胞毒性を測るために行うことが多い実験です。
今回は、エタノールが、細胞増殖にどういう影響を与えるかを測定するための
実験のようですね。
ですので、考え方としては、
・細胞の培養液のみのもの(ネガティブコントロール)
・細胞のみのもの(ポジティブコントロール)
・エタノールを加えたもの(調べたいサンプル)
の大きく3種類を調べることになると思います。
これらの割り振るは、個人の判断で良いと思いますが、
1、2行をネガティブコントロール
3、4行をポジティブコントロール
残りの12行を、濃度を変えたエタノールを加えたサンプルで
96wellを使うのが良いと思います。
各エタノールの濃度についても、2行ずつ使用すると仮定すれば、
6種類のエタノール濃度の試薬を調整しておく必要があります。

事前準備として、
細胞数を、1.0×10^5~1.0×10^6/mLに調製しておきます。
これを、96穴プレートに各100μLずつ加えます。
で、ネガティブコントロール、ポジティブコントロールには水を加え、
他のサンプルには濃度ごとのエタノールを加え、トータルの体積を揃えます。

で、そのあと、24時間から96時間、インキュベートし、
WTS-1を加え、蛍光プレートリーダーで測定する、という流れになります。

培養時間は、24~48時間ぐらいで良いと思いますが、
エタノールでの細胞増殖の阻害と、培養時間との大雑把な関係を調べておくほうが良いと思います。
薄いエタノールでも、長時間培養すると、細胞が全滅しているかもしれませんし、
培養が短かすぎれば、高濃度のエタノールの影響が反映されないかもしれないからです。
細胞周期が24時間ということなので、48時間で良いかもしれませんが、
事前に簡単な実験ができるのであれば、調べておくほうが、適切な培養時間の目安が立てられると思います。

M

とても詳しくありがとうございます。
助かりました。
ありがとうございました。

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