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「去る」は、動詞の場合と形容詞の場合があるからです。
名詞を修飾する語には、いくつか種類があります。
まず、「〜い」で名詞にかかる「形容詞」と、「〜な」で名詞にかかる「形容動詞」がありますよね。
これは、どちらも活用がある語です。
次に、活用せずに名詞を修飾する語もあります。
これが「連体詞」です。
連体詞は、活用しません。
そして、動詞もまた、名詞を修飾します。
こちらは、活用があります。
「歌う人」などという使い方をしますね。
動詞の連帯修飾は、活用によって、時制を表すことができます。
「歌う人」だと、未来。「歌った人」だと過去。「歌っている人」だと現在。というように。
これを踏まえて。
「去る」です。
これは、その文章の中で、どういった使われ方をしているかを見なければなりません。
①去る日曜日、父に会った。
これは、活用のない「去る」です。
「去らない日曜日」とか、「去っている日曜日」のやうな使い方はしませんよね。
「去る+名詞」の、いわば決まり文句のようなものです。
「ある日」の「ある」と同じです。
こういう、「名詞を修飾する決まり文句」は、「連体詞」です。
②去る者は追わず。
有名な言葉ですね。
この「去る」には、活用があります。
「去らない者」とか、「去った者」とかいう使い方ができますよね。
これは、「動詞の基本形(終止形)が名詞を修飾」したものです。
これを、動詞の連体修飾、といいます。
ちなみに、
③彼は、夜に去る。
...だと、普通に動詞です。
詳しくてわかりやすいです!!
理解出来ました🥰ありがとうございます🙇🏼♀️