立春の日から八十八日目が八十八夜です。この八十八夜は、二十四節気以外の季節以外を示す「雑節(ざっせつ)」のひとつ。雑節には八十八夜のほかに、節分や土用、入梅などがあります。
八十八夜には、種まきや田植え、お茶を摘むなど、春の農作物の作業が行われる時期で、農業をする人にとって大切な日とされています。
八十八夜は固定した日ではなく、毎年変動します。立春から数えて、88日目が八十八夜です。
2020年の立春は、2月4日。そこから88日数えた5月1日の金曜日が八十八夜です。平年なら5月2日あたりなのですが、2020年は閏年のため、5月1日となります。
八十八夜は春の季語です。実際の八十八夜は5月上旬ですので、晩春から初夏にかけて使うとよいでしょう。