✨ ベストアンサー ✨
【結論】
加速度が何らかの理屈によって「速度の変化量/経過時間」と計算される訳ではなく、「速度の変化量/経過時間」で表現される加速度という物理量を定義しようという話です。(ここはnonameさんの回答と同じ)
【詳細】
とすると、加速度という物理量を導入するメリットは何か?という話になりますよね。質問者さんはまだ習ってないかもしれませんが、
(質量m)×(加速度a)=(力F)
なる運動方程式というもので加速度と力が結びつけられます。そして、この運動方程式を習う単元で身の回りにある力や、その力にまつわる法則を学び、物体に働く力というものを計算できるようになります。
そうするとどうなるか?というと、
物体に働く力Fが分かる
→ma=Fによって物体の加速度が分かる
→a=⊿v/⊿tによって物体の速度(厳密には変化量)が分かる
→v=⊿x/⊿tによって物体の位置(厳密には変位)が分かる
の様に、力を起点として物体の位置を求めることができます。
力学とは概ね「物体がいつ・どこにいるのか?」を求めるのが目的なので、それを求めるためには力を起点として計算する必要があり、その途中に加速度というものを介す。よって加速度という物理量を定義する必要があるということです。