✨ ベストアンサー ✨
いい質問です。
結論から言うと、ばねの持つエネルギーと考えてください。
あくまで“ばねが伸び縮みしている”という事実に対して与えられるエネルギーという解釈です。
~ばねを介した2物体系へのアプローチ~
物体A,Bおよびばねをひとつの系とみて考えるのが定石です。
そうすることによるメリットは、これらを一つの系と考えれば、
ばねの弾性力(この系における内力)によって
1.物体Aの運動エネルギー
2.物体Bの運動エネルギー
3.ばねの弾性エネルギー
のやりとりが発生するもののそれらの総和は時間によらず
変化しないと考えることができるのです。つまりエネルギー保存が成り立つ。
(加えて言うと、内力のみのやりとりだから運動量保存も成り立つ)
仮にですが、物体Aとばねを一つの系と見ると、物体Bから受ける力は
外力として扱うことになるので、エネルギー保存則が立てられなく
なってしまうのがデメリットとなります。
そこで気になるのは、個々の速度を求めたいときはどうするの?って話ですよね。
基本的に、力学的エネルギー保存+運動量保存に加えて、問題文中に
「ばねがもっとも縮んだ時はどうなる?」というように、”もっとも縮む”に
あたる仮定が必ず与えられます。それを起点に上記の2保存力で未知数を求める
という流れになります。
なるほど!!よく分かりました!
ご丁寧な説明、本当にありがとうございます。
確かに設問にそういった仮定が含まれていました!