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残念ながらそうした地図記号はありません。小さく黒い四角、「建物」は分かりますか?そうした建物がいくつか集まっていて、その周囲を畑や水田の記号が取り囲んでいれば「集落」と言えるでしょう。「集落」の中でも少なくとも100年くらいの歴史がある農村、漁村、山村(いわゆる村落)の場合は集落地全体に網掛けがしてあって「樹木に囲まれた住宅地」という表現になっていることが多いです。昔からの農家でしたら敷地が広くて木の2本や3本は生えてますからね。それと地域によっての差異はありますが、通常一つの村落には一つ以上の神社と一つ以上の寺院があるのが普通です。こうしたことを目安に「集落」のうち「村落」を除外してください。そうして残った「集落」が新興住宅地と考えていいと思います。集落内の道路の太さや地名でもある程度の判断は可能かもしれません。自動車がこの世に登場する前に起源を持つ「村落」ならその後に道路拡張が行われていたとしても一部の道路に限られているでしょうが、新興住宅地なら集落内外のすべての道路が一定の太さが確保されているはずです。そして道路が碁盤目状だったり円形だったりといった「計画性」を感じ取れるものだったら新興住宅地の可能性が高くなります。地名では「○○ニュータウン」なんていうわかりやすいものもあれば「○○台×丁目」とか「○○ヶ丘×丁目」、「○○×番町」、仮名町名も大抵は新興住宅地でしょう。さらに、集落成立時の住民の生業について想像力をもって考えてみてください。漁村なら水面の近く、農村なら農地の近く、山村なら山間部でしょう。水道のない時代に成立した村落でしたら、地形的に天然の水が入手できる場所です。一方で水害に遭いにくい場所も選ばれやすいでしょう。新興住宅地の場合、そうした自然のしばりは少ないですが鉄道の駅や(地図からは読み取れませんが)バス停がないと住めませんね。そんなところでご判断ください。ただし、村落でも漁村や小規模な農村ですと「樹木に囲まれた住宅地」になっていないケースもよくあります。逆に新興住宅地でも、高級住宅街や別荘地でしたら「樹木に囲まれた住宅地」の表現になっているケースもあります。「村落」の密集度が低く散村や疎村の場合は道路が全て拡張されて太くなっているケースもあります。神社も寺もない村落、神社がある新興住宅地、寺がある新興住宅地もないわけではありません。図に駅がなくても、バスが走っていて図外の駅にアクセスがよいかも知れません。あくまでいろいろ総合的に判断するしかありません。
わかりにくくてすみません。地図をアップして頂ければ具体的にお教えできます。