それは単純に~だからと答えるのは難しいです。あえて言うなら日本の場合は伝統的だからとしか言いようがありません。
20世紀に入ってからはずっとイギリスが世界の海の覇権を握っていました。それに寄り添うように造船量もイギリスが世界一の座を独占していたのです(世界大戦の時期に一時的に米国が世界一になったことは2度程ありました)。はじめて日本がイギリスを抜いたのも太平洋戦争の時でしたが、1954年からは日本が抜きん出て、2000年まで世界一を保ちました。ここで世界的に日本の地位を評価するならば、近代工業の発達した海洋国ということです。世界一の座を手に入れた後は造船王国として高度な技術が蓄積され、生産性の高い、効率的で低コストの生産ノウハウが確立されて伝統芸化してきたのでしょう。韓国については日本の存在が刺激となり、重工業化が進展した時代に力を入れた分野の一つになったのでしょう(想像です)。重厚長大型工業である造船業は、造船技術の高度化以前は素材型工業に次いで着手しやすい産業分野でもあったのではないでしょうか。どんな分野でもいいので、他を犠牲にしてでも日本が得意とする分野でそれを上回ることができれば、国全体の経済発展をアピールできたというのもあったかもしれません。中国は造船業だけじゃなくあらゆる製造業で今日抜きん出ていますから何も不思議ではないのではないでしょうか?
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