回答

現代語訳してみました。

関取の谷風梶之助が若い力士を供に連れ日本橋本船町を通った時に、鰹を買おうとしたところ値がたいそう高かったので、(谷風は)供のもの(若い力士)に頼んで(若い力士に)「(値段を)負けてくれ」と言わせ通り過ぎたのを、魚を売っている男が呼び止めて「関取が まける というのは縁起の悪いことだ」と言うと、谷風は引き返して「買え買え」と言って(若い力士に鰹を)買わせたというのもおもしろかった。これは谷風が(相撲の勝負で)負けるのではなく、魚を売る男を(値段を下げさせて)負けさせることなので、それほど忌み嫌うことではないことだが、「買え買え」と(谷風が)言ったのは少し(谷風が)焦ったように見えることだ。

補足を入れつつやってみました。

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