(3) ①は光合成が良くできる条件の方が面積は狭くなります。理由は、光がよく当たるので、葉を広げなくても厚みを厚くする事で光合成を盛んに行う事ができるからです。よってウです。③は呼吸速度が高い方が高くなりますので、陽生植物が多い方が高いということになります。よってアです。
(4)春先の約2ヶ月だけ葉を展開し、1年分の生産を行うわけですから、光合成速度は非常に高いはずですよね。という事は陽生植物に近いということになるからAになります。
(5) 日光は高木層でほぼほぼ吸収されるので高木層の段階で相対照度が大幅に減少するエが答えになります。これはそういうもんだと覚えておいて解く問題です。
光合成速度は、単位時間・葉の単位面積あたりの光合成量の事です。ざっくりいうと、どれくらい光合成をしているかを示すものです。呼吸速度は単位時間・葉の単位面積あたりの呼吸量の事で、これもざっくりいうと、どれくらい呼吸をしているかを示すものです。
光合成はデンプンなどの有機物を合成します。そして呼吸では有機物を分解してエネルギーを得ます。つまり、有機物を作るか、分解するかでいうと、お互いが逆の反応ですね。
真っ暗の状態では光合成は一切しないので、呼吸のみを行います。つまり、有機物は分解されるのみになります。しかし、光をあてていくと、呼吸だけでなく、光合成による有機物の合成が始まります。そして、ある強さの光では、呼吸によって消費する有機物量と、光合成によって合成する有機物量が等しくなります。この時の光の強さを光補償点と呼びます。
光の強さをさらに大きくしていくと、光合成速度は大きくなっていくのですが、やがては限界がきて、光合成速度の上昇の限界がきます。この、光合成速度が限界になった時の光の強さを光飽和点と呼びます。
①はわかりました!
光補償点と光飽和点の違いを教えてください!
光合成速度と呼吸速度についてもお願いします!!
分からないです!!🙇♀️🙇♀️