✨ ベストアンサー ✨
基本的に、細胞の大きさが安定すれば細胞内外の浸透圧は等しくなると考えれば良いです。細胞内外の浸透圧に差があれば、浸透圧の高い方に水分が移動するので、細胞が縮んだり膨れたりします。という事は裏を返せば、大きさの変化が終わり、安定した状態であれば、その時にはもう細胞内外の浸透圧差が等しくなっているという事になります。P5とP6については、原形質分離を起こして細胞が縮んだ状態で既に安定してますから、この時はもうP5=P6となっているわけです。
ただ、植物細胞で膨圧が発生している時は少し注意が必要です。膨圧は植物細胞が吸水して膨れようとした時、細胞壁を外に押そうとする力の事ですが、細胞壁は硬いので、細胞の吸水で膨れようとする力では壊れず、耐えています。つまり、細胞の大きさが安定しているように見えても、常に細胞が細胞壁を押している状況なわけです。この押している力は細胞内に吸水しようとして生じるので、細胞内の浸透圧が細胞外より大きい状態であるという事になります。だからP3<P4となります。
納得がいきました。
夜分遅くに本当にありがとうございます。
m(_ _)m