漢文
高校生

四面楚歌で
漢皆己得楚乎を項王はどういった心情で言ったのでしょうか?
漢は楚に支配されてしまい逃げ帰るところがないということですか?

回答

そもそも四面楚歌の由来は楚国の項羽が垓下(がいか)というところに追い詰められ、漢軍に周囲を取り囲まれました。項羽は夜更けに四面を囲む漢軍が楚の国の歌を歌うのを聞き、楚の兵たちが漢に降伏したと思い絶望したというものです。ですから楚が支配される側です。詰まり、自分はまだ戦う。と考えていた項羽は自分の故郷の歌を囲んでいる敵達から聞き、自分の故郷の人達にも味方は居ないのだ…と絶望しています。

ゆずれもん

自分の故郷(楚)の歌が歌われている=楚が支配されてしまった、敵のものになった
ということであってますか?
だから敵のものになってしまってもう味方はいない、楚は漢のものになったから楚にも戻れない
解釈あってますか?

小豆

合ってます。その後、項羽は自分は故郷の人達にまで見放された。と、戦う事を諦め妻を殺して敵に突撃して死んだらしいです。担当の国語の先生の授業に熱がこもってて忘れられない話になってしまった(笑)

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