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関係詞節が完全文になっているか不完全文になっているかで見極めます。
＊関係詞節→関係詞の後のSV〜のかたまり
which、who、that(関代)は後ろが不完全
where、whenは後ろが完全
です。
▼完全文不完全の見分け方
→動詞が他動詞なのか自動詞なのかで判断
＊他動詞……動詞の後に目的語Oが必須
(他人Oが必要な動詞と覚える)
＊自動詞……動詞の後に目的語Oが要らない
(自分のみでOKな動詞と覚える)
動詞は膨大にあるので自動詞他動詞全て覚えようと思わずに、問題集などで関係詞に関する見分けで使われる動詞において自動詞なのか他動詞なのか覚える様にしましょう。
テストでもこの範囲で出す様な動詞は決まってます。
which Lilia visited?のvisitは他動詞なので、visitの後に何か必要ですがありません。
よってLilia visitedは不完全文となります。
つまり不完全に入るのはwhichということになります。
(where Lilia was born?は少し応用が入ってるので最後に回します)
▼関係代名詞、関係詞副詞どちらが完全不完全なのか忘れないような覚え方
代名詞(名詞)は無いと意味が通じなく、副詞は無くても意味が通じるイメージがあるとおもいます。
又、関係詞節というくらいですから、関係詞自体も名詞や副詞などの役割を負っていると考えることができます。
つまり関係代名詞節は不完全文ですが、関係代名詞自身をOとして考えてみると完全文となり意味が通ります。
逆に関係副詞節は完全文ですが、関係副詞をMとして考えてみると、これも問題なく完全文となり意味が通ります
(Mはあってもなくても意味が通るから)
最後に
where Lilia was bornですが、これは受動態になっています。
Lilia was bornを能動態に直してみると
Her mother bore Lilia.
（bear-bore-bornの不規則変化)
bearが自動詞他動詞どちらなのか覚えてなくても、後ろにLiliaがきているので他動詞だと分かります。
つまり欠けているものがないので完全文→whereとなります。
プラスして覚えておくと良い内容↓
関係代名詞節全体は、形容詞の役割
関係副詞節全体は、副詞の役割
をします。
Do you know the country <where Lilia was born>?
<>全体で副詞の役割をしてます。
youがS
knowがV
the countryがO
<>がM
という構造が分かると、長文でも読みやすくなると思います。
同じく
Do you know the country (which Lilia visited)?
で()全体が形容詞の役割をしているので、()が目の前のthe countryを修飾して、「リリアが訪れた国」となります。
これが分かると、visitを辞書で調べて頂くと他動詞の他に自動詞の用法があり、完全不完全の見分けが付かないと迷うことがなくなると思います。
＊()が形容詞の役割をしている→関係代名詞節→不完全文でなければならない
となる為