王、国王、皇帝、天皇など君主がいてもその権限や役割が法に定められていれば「法の支配」状態ですね。日本の場合は日本国憲法に「第1章天皇」があり、その役割が示されています。「皇室典範」という法律でも、皇位継承順などについて詳しく定めが有り、天皇もこうした方に従う義務があります。
一方、こうした法が存在しなかったり、していても君主が改正できる状態にある、実際に守られていない、守らなくても許される状態だと、法よりも強い人が存在するということです。これが「人の支配」状態ですね。
国家における君主でなくとも、企業における社長、党における党首、役所や企業の部や課内での上司-部下関係などにおいても、あるべきところに明確なルールがなく、上に立つ者が好き勝手に振舞って下の者を困惑させるような場面では、批判的な意味で「人の支配」という言葉が使われることがあります。
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