実験からわかることは、
・免疫系が未成熟なA系統のマウスに骨髄細胞を移植すると定着する。
⇒免疫系が未熟なときは、拒絶反応が起きない。
・このA系統のマウスの免疫系が成熟してB系統のマウスの皮膚を移植すると定着する。
⇒免疫寛容により、拒絶反応が起きない。
ということだけです。
上記の実験内容から、どの細胞が免疫寛容に関わるのかはわかりません。
また、教科書の記載で白血球が免疫寛容に関与することがありますが、この実験からはわかりません。
よって、⑤と⑥は「実験結果からはわからない」ということになります。