生物
大学生・専門学校生・社会人

初回の抗原侵入でおきる免疫を体液性免疫といいますか?

免疫系

回答

結論から言うと、初回の抗原侵入でおきる免疫は自然免疫といいます。

免疫系は「自然免疫」と「獲得免疫」に大別されます。
自然免疫では、好中球やマクロファージ、樹状細胞といった白血球がいわゆる「異物らしさ、やばさ」を感じ取り早々に取り込んで破壊します。
獲得免疫には「液性免疫(体液性免疫)」と「細胞性免疫」があります。(医学的には液性免疫と呼ぶことの方が多いです。)獲得免疫が起こるには免疫系の細胞が抗原を認識する必要があるので、抗原が侵入してすぐには起こりません。液性免疫ではB細胞が抗原にだけくっつくようなタンパク質(抗体)を作り、抗体が免疫反応を起こします。細胞性免疫ではT細胞が抗原を認識してそのまま免疫反応を起こします。

やや素人向けの説明となっております。免疫を専門とされている生物系・医療系の学生さんであれば、とりあえずはこのイメージで結構ですが、専門書で勉強してください。

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