✨ ベストアンサー ✨
ちなみに高校化学で反応熱を示す部分の
エンタルピーHも実は状態関数なんですよね…
もう完全に困難を極めてますよね。
私のノートの化学熱力学のところに少しだけまとめていたので画像載せますね。
ヒントにしてもらえれば。
内部エネルギーもエンタルピーも
大ざっぱに言ってしまうと系の仕事と熱で決まるんですが
その仕事と熱のバランスは決まってないんですね。
同じ内部エネルギー変化やエンタルピー変化でも
たくさん仕事ができる場合もあるし
全然仕事ができない場合もあると。
なので仕事は経路関数つまり変化の仕方によるってことになるわけですね。
じゃ仕事にできなかった分はどうなるかというと
内部エネルギー変化やエンタルピー変化は同じだから
その分熱になると。
なので熱ももちろん経路関数になるということですね。
まぁΔU = q - wで
熱と仕事は1セットなので当たり前ですが。
このあたりは(たぶん)産業革命がらみで
蒸気機関的なところから考えが進んだ分野なので
やっぱり仕事がたくさんできることを第一に考えるんだと思います。
仕事が一番できる一番効率がいい変化は
極限まで変化の速度が遅い変化
つまり可逆変化ということがわかっています。
でもそれだと生産的な蒸気機関にはならないので
どうしても速度の速い変化にするしかなくなります。
そうすると化学変化のエネルギーのいくらかは
熱として逃げてしまうので
どれぐらい無駄にしちゃったかを示す指標として
熱効率ηがあったり。。
…とまぁ話が脱線気味ですが
熱力学ってかなり奥が深いです。
私もやってて??となる時も多いです。
この質問も私実はかなり混乱しました。
でもその混乱した部分をしっかり考えて
自分なりの感覚で紐といていくと
色んなところが自分なりにぴったり合わさって繋がってくるので
そこがすごくやりがいがある分野だと思います。
私もまだまだ知識が浅くて大した助言はできないんですけどね。
個人的にはかなり好きな分野だったりします。
ありがとうございます🙇大いに参考にさせてもらって、また自分の中で考えをまとめようと思います!