✨ ベストアンサー ✨
まず大前提として
『toとforの感覚は、どちらも右向きの矢印です”⇒”』
下の文のtoとforの所に”矢印⇒”が見えませんか?
The bus went to Tokyo.(バスは東京に行った)
The bus went ⇒ Tokyo.
The bus left for Tokyo.(バスは東京に出発した)
The bus left ⇒ Tokyo.
もう少し詳しく書きます。
The bus went ⇒ Tokyo.
バスは行った(どこに行ったかというと) ⇒東京に!
※行った方向を⇒で指し示している
The bus left ⇒ Tokyo.
バスは出発した(どこに出発したかというと) ⇒東京に!
※出発した方向を⇒で指し示している
どうですか?
これがtoとforの感覚です!
では本題の『toとforの違いは何か。』
それは
”矢印⇒”の長さです。
toは矢印⇒の先端がゴールに届いています。
一方
forは矢印⇒の先端がゴールに届いていません。
その方向を指し示しているだけです。
図1 to と for
これを踏まえて、さっきの文を見てみましょう。
■toのイメージ
The bus went to Tokyo.(バスは東京に行った)
The bus went ⇒ Tokyo.
「東京に行った」ということは
バスは東京に着いていることが分かります。
なのでwentの後はforではなく、toなのです。
■forのイメージ
The bus left for Tokyo.(バスは東京に出発した)
The bus left ⇒ Tokyo.
「東京に出発した」ということは
バスが東京に向かって旅立っただけです。
東京に着いているかどうかは分かりません。
つまりtoではなく、forのイメージです。
なのでleftの後はtoではなく、forなのです。
これのイメージが掴めれば、
以下のようなのを丸暗記しなくても大丈夫です。
■toを取る動詞
give, show, teach, tellなど
■forをとる動詞
buy, cook, make, など
例えばgive(あげる)だと
I gave it to her.(彼女にそれをあげた)
「あげた」っていう行動は
それを受け取った人がいないと出来ません。
つまり矢印⇒がゴールに届いています。
よってgiveの時はforではなく、
toでないといけないことが分かります。
show(見せる), teach(教える), tell(伝える)などは全て
相手がいないと出来ない行動です。
I showed it to her. (彼女にそれを見せた)
I tought it to her. (彼女にそれを教えた)
I told it to her. (彼女にそれを伝えた)
相手がいるということは矢印⇒がゴールに届いている。
よってtoを使います。
次に、
forを取るものを見てみましょう。
例えばbuy(買う)だったら
I bought it for her.(彼女のためにそれを買った)
この場合、「彼女のために買った」という行動は
彼女に向けて矢印⇒が出ています。
しかし、この「買った」という行動は
相手がいなくても出来てしまいます。
「好きな彼女にプレゼントを買ったんだけどまだ渡せていない。」
ってことありえますよね?
つまり、矢印が出ているんだけど
ゴールまでは届いていないので
buyの時はtoではなく、forでなければいけません。
彼女のために料理を作ってあげた(cook)や,
彼氏のためにプレゼントを作ってあげた(make)も
同じように
相手に向かって矢印⇒が向いていますが
相手がいなくても一人で出来る行動です。
つまりゴールに届いていない矢印⇒なので
toではなく、forなのです。
このように
toとforのイメージを掴めれば
「leaveの後ろはfor」なんて丸暗記しなくても
「ここはtoじゃなくてforじゃないとおかしい!」
と思うようになってきます。
学校で「覚えろ!」と言われた熟語なんかも
このイメージがあれば暗記しなくても大丈夫ですし、
丸暗記なんかよりも、さらに深く理解できます。
例えば
look for ●「●を探す」だったら
look(見る)方向⇒が●に届いていない
だから「●を探す」っていう意味なんだ!
っていう具合に。
これがネイティブの感覚を掴むということです。
是非これからはtoとforを見たときは
矢印⇒の長さを意識してみて下さい。
いえいえー*\(^o^)/*
あー、違う人でした…!
すみません!
長文すみませんでした!!!
わかりやすいですっ!!!(❁´ω`❁)