✨ ベストアンサー ✨
日宋貿易は平清盛の父の平忠盛が正式に着手しはじめました。そのあと、清盛の時代に隆盛しました。
清盛は摂津国に大輪田泊という港を修築しました。これによって日宋貿易は一層繁栄したと言えると思います。宋の商人は大輪田泊だけでなく博多にも多く来航しました。
輸入品：宋銭、書籍、陶磁器、絹織物、香料など（中国からの物品を唐物といいます）
輸出品：銅、硫黄、日本刀など
平氏が1185年の壇ノ浦の戦いで滅亡した(＝平氏政権は滅びた)あと正式な国交はありませんでしたが、鎌倉時代では一般の商人の間で取引が行われていました。
一応ですが…！
平安時代794〜1185年／鎌倉時代1185(1192年説もある)〜1333年
何か質問などあればぜんぜん言ってください🙏🏻✨
少し長くなります🙇🏻♂️💦
ラッキーさんも言ってくださっているのですが、
『日宋貿易は平安時代中期から』ということになっています。もし平忠盛が1から日宋貿易に着手したのであれば、『日宋貿易は平安時代のほぼ末期から』ということになってしまいます。
＂平忠盛が日宋貿易を始めた＂というと少し語弊があるんですね。
894年、菅原道真の建議によって宇多天皇が遣唐使を廃止しましたよね？（ゴロ合わせ→『白紙に戻そう！遣唐使の廃止』）これにより日本と中国間の国交は無くなりました。
しかし、（918年に高麗が誕生、960年に宋が誕生し、）900年代後半からは、博多や越前国敦賀で日本と宋・高麗 間による私貿易（幕府などは関与せず民間の商人たちの貿易）が行われていました。
その後、日本と宋・高麗間で貿易が行われているのを見た平忠盛が、「自分たちも日宋貿易をやろう！」といって正式に日宋貿易が始まりました（貿易を行えば平氏の財政もより潤いますし）。それを平清盛が受け継ぎました。博多・敦賀に加え、平清盛が修築した大輪田泊でも貿易が行われました。
以前から高麗とも私貿易を行っていたのに、いろんなものが輸入できるし儲かるのに、忠盛が着手した途端 貿易相手を宋に限定するのもおかしいですよね。
＂民間が行っていた私貿易に忠盛が目をつけて、いろいろ整えて正式な貿易を始めた＂という考え方で大丈夫かなと思います。
日宋貿易は高麗とも行われていたということは高校でもそんなにやらないので、頭の隅に置いておく感じで大丈夫だと思います！
すごくすごく余談なのですが…
殷→周→秦→漢→三国時代(魏・呉・蜀)→晋→南北朝時代→随→唐→五代十国時代→宋→元→明→清→中華民国→中華人民共和国
これを、『もしもし亀よ亀さんよ~♪』の歌に合わせて歌うと覚えられます笑
いん しゅう しん かん ぎごしょく しん
なんぼくちょう ずい とう ごだい
そう げん みん しん ちゅうかみんこく
ちゅうかじんみんきょうわこく
伝わりますかね（ ; ; ）
これを覚えておくと中国関連の年代序列問題などが楽になると思います💡
余談失礼しました、、
本当にありがとうございます(>_<)
付け足しの質問にもこんなに詳しく教えていただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。。何かお礼をしたいくらい…！笑()
１つ１つの言葉がとってもわかりやすかったのでバカな私でもしっかり理解できました（ ; ; ）笑笑
しつこいかもしれませんが……本当にありがとうございました！
わああ（ ; ; ）すごく詳しく分かりやすくありがとうございます！理解出来ました！！
時代区分まで！！感謝です…！
本当に申し訳ないのですが日宋貿易について もう１つ教えてほしいことがあります💦(無視していただいても大丈夫です)
教科書に、 「 日本と宋、高麗の間には民間の商人による貿易がさかんに行われていた。」とあるのですが、日本と宋による貿易じゃないのかな？と思いました。高麗も日宋貿易に参加していたんですか？