✨ ベストアンサー ✨
1.殺害されそうな雰囲気になっていたのは項王の陣営の中です。
項王の陣営から17キロメートルほど離れたところに沛公の陣営がありました。
テントみたいな感じだと思われます。
2.項王側の作戦係である范増が項王に沛公を殺すように密かに伝えるのですが、温厚でちょっと間抜けな項王はせっかくのチャンスなのに沛公を殺そうとしません。そこでみかねた范増が、項荘を新たに呼び、剣舞をしてうっかりと沛公を殺すように命じます。酒宴で項荘が剣舞をし始めると、殺意を感じ取った項伯が共に剣舞を始め項荘が沛公を刺そうとすると自分の身を間に入れ沛公を守ります。これは、項伯が昔、張良に助けてもらったことがあり良張の主人、沛公を守らなければ張良の身も危ないと感じたからです。
本当は殺意を感じた張良が、剣を出し沛公を守るべきでしょうが、この酒宴は、沛公と項王の仲直りの場であり、ここで張良が剣を出し敵意を表し戦いになると、沛公は陣営から100騎しか味方を連れてきていないので項王の軍勢40万には負けてしまいます。沛公は非常に頭のいい人だったので、その仲間、張良も優れた人だったので、項伯が自分の身を投げてでも沛公を守ってくれると信じていたからだとと思います。
もともと項王側の作戦係である范増は、沛公には項王より優れた力があることに気づいていました。だから、この酒宴は、沛公を倒すまたと無い絶好のチャンスだったわけです。范増は、まず沛公を殺すように項王に合図します。なのに、すぐに殺さなかったのが項王です。項王は、のん気であるがゆえに作戦係である范増の言うこともしっかり聞かなかったわけです。最初に項王が沛公を殺しておけば良かったのにそれを無視した項王が結局は悪いのです。だから、項伯に罪はありません。
鴻門の会の後、項王は家臣たちに裏切られ次第に力を失っていきます。
沛公は、優れた人だったので気づいていたと思います。ですが、この酒宴はあくまで沛公が項王に謝りに来た際に開かれたものなので、項荘から殺意を感じ取ったからと言って剣を出すと、項王側の人に、敵意があると思われてしまう可能性があるのでいざとなればまた別の考えがあったのかなぁと思います。
曖昧ですみません。
なるほど!!項伯ではなく、項王が力を失っていくのですね!☺
確かに剣を持って、沛公が抵抗すると、状況が悪化しそうですよね…😅
鴻門の会を深く理解できました!
最後まで質問に答えてくださって、ありがとうございます!(*_ _)
なるほど!!丁寧な解説ありがとうございます!とても理解できました!
お時間があれば教えて欲しいのですが、沛公が殺されそうになるのを止めた項伯ですが、項伯の仲間に裏切られたって思われて、酒宴の後、殺されたりしなかったのですかね…?
あと、沛公はもしかしたら殺されると予想はしてたと思いますか?