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数式はまあ大事ですが、物理がわかることと数学をいじくることは関係ないです。まずコイルとコンデンサの物理的描像についてまず理解をもちましょう。
電圧によって生じた磁束が時間的に変化すると、電流の時間変化をもたらします。発電機や電動機の原理になるわけです。コイルは誘導性負荷です。
コンデンサは電荷をためるイメージですが、それは直流に対する作用です。そもそもコンデンサという素子は、直流を素子して交流だけを流すために使う部品です。コンデンサは容量性負荷です。
誘導性負荷は交流においては、交流のエネルギーを磁気エネルギーに変換します。この結果、電流は電圧のsin波形から-cos波形に変えられてしまいます。
容量性負荷は交流においては、交流のエネルギーをコンデンサーの静電エネルギーに変換します。この結果、電流は電圧のsin波形から+cos波形に変えられます。
このsinがcosになることを、位相が進んだとか遅れた、という言い方をします。コイルが位相を遅らせ、コンデンサが位相を進めるのは、エネルギー変換の仕方が異なるためと覚えておくとよいです。
身近なものとしての誘導性負荷は、モーターとかトランスです。交流電線につながっている負荷としては、変圧をするために誘導性負荷が多いわけです。
容量性負荷としてはブリッジ回路の
アンプとかが代表的です。コンデンサ単体でできたものはあまり多くないんです。産業機械の電源バックアップ用に用意されたスーパーキャパシタの並列回路というものは巨大な容量性負荷になってます。
誘導性負荷・容量性負荷という言葉は知らなくてもよいですが、交流を扱うと、位相をずらしてしまう回路要素は特別なものではなく、あちこちにあるのだということはおぼえておくとよいです。
誘導性負荷と容量性負荷ってなんですか?
勉強不足ですみません…
あと毎度わざわざありがとうございます
おかげで助かります