物理
高校生

エネルギーの移り変わりで、化石燃料は太陽の光エネルギーがもとになっているとされていますが、それはなぜですか?
説明していただきたいです。お願いします

回答

化石燃料の代表例として、以下の3つがあります。
①石炭
②石油
③天然ガス
それぞれの生成過程を考えていきましょう。

①石炭
石炭とは、植物の遺骸(死体)が地中に埋もれ、数億年のあいだ高圧高温に晒され続けます。そうすると遺骸の構造が変化して石炭になります。
②石油
石炭とほぼ同じ作られ方です。プランクトンの遺骸がメインです。
③天然ガス
石炭石油とほぼ同じ作れれ方です。動物や植物の遺骸がメインです。

①②③から分かるように、化石燃料は動植物から作られています。

ではその動植物のエネルギー源はどこでしょうか?
植物は簡単だと思います。光合成してエネルギーを得ているので、エネルギー源は「太陽の光エネルギー」になります。
動物の場合、いろいろな物を食べます。野菜も食べますし、お肉も食べます。野菜のエネルギー源は「太陽の光エネルギー」です。お肉も、食物連鎖を逆に辿っていけばいずれ植物につきあたります。ゆえに、お肉のエネルギー源も「太陽の光エネルギー」です。

以上より、化石燃料は動植物から作られ、そして動植物のエネルギー源は「太陽の光エネルギー」ということがわかります。

したがって、化石燃料は太陽の光エネルギーが元になっていると理解するのは簡単だと思います。

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