✨ ベストアンサー ✨
いろいろありますけどね
国司は地方の統治者として住民から税を徴収する役割をやっていた でも中にはさ 土地台帳の記載を偽ったり 徴収額を少なく申し込んで その差額を私的に着服する国司がどんどん出てきちゃう
そして、国司の交代の時 前任者が新任者に対して在任中の徴税とかそれの管理には問題がなかったですよって言う これを証明するための文書 この文書のことを解由状といいます これを発行してもらう必要があったんだけど 前任者は不正を隠蔽するためにわざと発行を遅らせたり この不正を理由として新任者は、前任者の発行を拒否したりしたわけです
そうすると、交代は円滑には進みませんよね
そして解由状が発行されないと前任者は、次の官職につくことはできなかったんです だから前任者が新任者に対して賄賂を払って 虚偽の解由状を書いてもらう不正な取引があったり
奈良時代後半からは 公廨稲(国司の給料となるもの 貸付制度の利子の1部)をめぐって、前任者と新任者で紛争が頻発する これも解由状の発行が遅れる原因
そして、交代時には前任者が管理していた帳簿とか公的財産が紛失していたりぶっ壊れてたりするケースがあったんです これは全部前任者の責任なんですが 問題が解決されない状態で有耶無耶になることも多かったんですね
こんな感じでどうでしょうかね
ありがとうございます😊