物理
高校生

物理のマイヤーの関係についてです。
(4)の公式が答えの問題なのですが、CP=CV+Rから、なぜ定圧モル比熱の方が定積モル比熱よりも大きいのですか?
また、(1)(2)で、内部エネルギー変化について、これも公式なのですが、2分の3nRTではなくて、nCVTやnCPTになるのですか?

307 マイヤーの関係公式を導く 定積変化と定圧変化の2通りの方法で,n [mol] の理想気体の温度をT [K] からT2[K]まで上昇させた。この気体の定積モル比熱を Cv[J/(mol・K)],気体定数を R[J/ (mol・K)]とする。 (1)定積変化において、 気体の内部エネルギーの変化を求めよ。 し 01×0.5 (2)定圧変化において,気体の内部エネルギーの変化を求めよ。 (3)定圧変化において,気体が外部にした仕事を求めよ。 (4) 気体の定圧モル比熱 Cp [J/ (mol・K)〕 を, Cv, R を用いて表せ。 3 4 " 01.01 (1) ヒント (2) 内部エネルギーの変化は温度変化のみに関係。 (3) W' = pAV
L 307 ●マイヤーの関係 考え方 (1)QnCAT, W' = 0 熱力学第1法則から, 4U=Q-W'=nCvAT (2)理想気体の内部エネルギーの変化は温度変化だけで決まり、変化のしかたによらない。 (3)変化前の状態を(p, Vi), 変化後の状態を(p, V2) として,変化前と変化後の気体の状態方程式を立て る。仕事はW'=V=V2-Vi) から求める。 42で求めた4U, (3)で求めた W', QCTを熱力学第1法則 4U = Q-W' に代入する。 pV=- 定であ 内部エ 体積 熱力
Q=nCvATから,気体が吸収した熱量 Q[J] は, Q=nCr(T2-T) (J) 定積変化だから、気体が外部にした仕事は0J。 気体の内部エネル ギーの変化を⊿U〔J] とすると, 熱力学第1法則 ⊿UQW'から, 4U=Q-0=nCv(T2-Ti)[J] ...1 g nC(T-T) (J) 気体の内部エネルギーの変化は温度変化だけで決まるので,定圧変 化の場合も ①に等しい。 30 031nCv (T2-T₁) (J) (3) 気体の圧力を [Pa〕, 変化前と変化後の気体の体積を Vi〔m²〕, V2[m] とすると,W' = AV から, 気体がした仕事 W'[J] は, W'=p(V2-Vi)=pV-DV1[J] ……② ●基本 308 (1) 注意 この問題では, 「単原子分子」 という条件 はないので, 3 4U=nRAT 2 を使うことはできない。 理想気体においては, 4UnCvATは変化 のしかたによらず,つね に成り立つ。 変化の前後での気体の状態方程式 DV=nRT は, - 90% ② ③ から ・変化前: pVi=nRTi ・変化後 V2=nRT2 W'=nRT2-nRT=nR(T2-Ti) [J] ...③ ...④ ③の2つの式の辺々を ひくと 答 nR (T2-Ti) [J] QnCAT から 気体が吸収した熱量 Q' [J] は, Q'=nCp (T2-Ti) [J] ① ④ ⑤を熱力学第1法則 4U=Q-W'に代入して nCv(T2-T₁)=nCp(T2-T₁)-nR(T2-T₁). T2-T≠0より,上の式の両辺をn (T2-Ti) でわって Cv=C-R よって, Cp=Cv+R[J/ (mol・K)] U p(V2-Vi)=nR(T2-Ti) となる。一般に定圧変化 では,AV=nRAT ・・・が成り立つ。 71-0-0 Cp=Cv+R をマイ 補足 答 Cy+R[J/ (mol・K)]ヤーの関係という。
マイヤーの関係 物理

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