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亡くなったとはいえ、結婚している状態
という考え方はロマンチックだけど、
実際はそういう考え方をしない、だから過去完了になる
というのが答えです。

3年前にお母さんは亡くなったんですよね。
で、お父さんとお母さんはその3年前という過去の時点までの49年間(つまり、過去より前の大過去からの49年間)結婚して夫婦でいたと言いたいので
had been married になります。

ちなみに、その直後の文は仮定法だけど、この文は仮定法ではありません。3年前まで49年間夫婦でいた、という「事実」を述べています。
だからその次の文で、あと1年もしないで金婚式だったのに(実際にはそれが叶わなかった)という仮定法過去完了の文が使われています。
I wish〜の文でなければ、had + 過去分詞の普通の過去完了形が仮定法過去完了として使われることはあまりないんじゃないかと思います。

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回答

〈なぜhad beenなのか〉
結論を言うと、おそらく、後ろのand以降の文“they would have celebrated their golden wedding less than a year.”というように、仮定法過去完了の形があるからです。

〈その考えに至った経緯〉
まず、仮定法はifとか倒置とか他の何かがないとそう言えないのでは?と思うかもしれませんが、ifや倒置など無くても、助動詞の過去形(+完了形ならはぼ確定)を使うことで現実からの距離を示すことになり、仮定法と捉えることができます。
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※現実からの距離とはどういうことか→過去形は単なる過去と思いがちですが、『過去形=距離感』という意識を持っていただけると凄く汎用性のある知識になると思います。
(過去形→丁寧な口調の時=心の距離、仮定法=現実との距離、過去=時間的な距離、etc)
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これを踏まえてまた考えると、would have p.p.は殆どの場合仮定法過去完了しか使わないのもありますので、ほとんどの場合仮定法だろうと考えてあげて大丈夫です。
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〈そう考えたとして、なぜ(3)の部分がそれに対応すると言えるのか?〉
→それは、andがあるから。
andは文と文を繋ぐ時、「そうすれば」「さもないと」のような意味を持ちましたよね。
「さもないと」は命令文の後が主流なので、あまり考えません。
そうすると、「そうすれば」の意味が濃厚になりますね。
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andを「そうすれば」の意味で考えて、その後を仮定法で考える。(そう考えないと意味が通じないから)
そう考えると、必然的に、文意的にも、仮定法の文法的にも〈had p.p〉が正しいということになります。

※一応完了形の考え方を貼っておきました。
(あと、他界後も結婚している事は変わらないという考え方、心に沁みました。)

拙い説明で申し訳ありません、
疑問点やご指摘等ありましたら、遠慮なくどうぞ🙇

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