国語
中学生
解決済み

文節わけがいまいち習得できません。
自分的には「ね」で区切っていますが
間違えてしまいます。
それ以外で解説お願いします。
問題の例は
①読みもしないのに理解したふりをしていた。
②思い出の本までもなくしてしまったようだ。
③斜め読みをしたことでいろんな疑問が生じ始めた。
どれでも大丈夫です!

文節分け

回答

✨ ベストアンサー ✨

読みも/しないのに/理解した/ふりを/して/いた。
文節には自立語と呼ばれる単語を一つ入れるというルールがあります。
する+ない+のに→しないのに
理解する+た→理解した
熟語+する→複合語として一単語扱いにする
振り+を→ふりを
する+て→して
て、の下に動詞があれば切る
いる+た→いた
単語を思い浮かべ、形が変わる単語があれば元は何かを意識して、文頭に持っていける単語を自立語として区切ります。

ゆら

思い出の/本までも/なくして/しまったようだ。
思い出→複合語として1単語
なくす+て→なくして
て、の下に動詞が隠れていないか考える
しまう+た+ようだ→しまったようだ
ようだ、そうだ、らしい、でしょ・う、といった言い回しは助動詞の可能性があり、文頭に持っていけない単語なので文節の下にくるように区切る

ゆら

斜め読みを/した/ことで/いろんな/疑問が/生じ始めた。
斜め読み→複合語で1単語の名詞
する+た→した
こと・もの・はず・とき、ところ・人といった意味の軽い単語は名詞で意味を持つものと考えて自立語扱いで区切る
生じ始まる+た→生じ始めた
生じる+始める、と分けたくなるが、動詞+動詞で複合語になり1単語として扱う。
考え出す、歩き回る、走り始める、考えつく、なども複合語で1単語

文節分けは単語の意識を持ち、文頭に持っていける単語=自立語として区切っていきます。
間違いやすいポイントなどは項目として書き出しておくといいと思います。
いざとなれば教科書の1ページ分を分節分けして学校の先生にでも添削してもらうといいんじゃないですか。
考え方と、しの実践の慣れで解けるようになるはずです。

春 陽

全て回答していただきありがとうございます。
ほとんどわかったのですが、文頭に持っていける単語とはどういうことでしょう?

ゆら

例えば
ようだ、ような、などはいきなり隣の人に話しかけても意味が通じません。
だから文頭に持っていけないと考えます。
あなたのような人を見たことがないよ
という文なら
あなたのような/人を/見た/ことが/ないよ
となります。
ネで区切る場合、あなたのネ、と切りたくなりますが、続く単語がいきなり文の頭に持っていって話しかけられない単語ですから切れません。
こと、は事と漢字が書けて、
事がことですからねえ、とわかったようなわからんような会話が成立しますから名詞扱いで区切るようにします。

春 陽

ありがとうございます!

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