回答
ブロック経済とは、1930年代の世界恐慌の際に、各国が自国の経済を守るためにとった政策です。
■簡単に言うと
グループを作って、グループ内の国々だけで貿易をする
グループ外の国とは、高い関税をかけて貿易を制限する
ということです。
■もう少し詳しく説明すると
世界恐慌で、各国は経済的に大きな打撃を受けました。
そこで、イギリスやフランスなどは、自国と植民地などの関係が深い国々でグループを作り、そのグループ内での貿易を活発化させました。
一方で、グループ外の国からの輸入品には高い関税をかけ、自国の産業を守ろうとしたのです。
●例:
イギリス連邦(イギリスとその植民地)を中心としたブロック経済
フランスとその植民地を中心としたブロック経済
ブロック経済は、一時的には自国の経済を守る効果がありましたが、世界全体の貿易を縮小させ、第二次世界大戦の原因の一つになったとも言われています。
疑問は解決しましたか?
この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉
おすすめノート
【受験】社会 歴史まとめ
15807
154
【まとめ】文明のおこり・律令国家の成立・貴族政治
10369
124
【テ対】ゴロで覚える!中学歴史
8771
68
【まとめ】鎌倉幕府・室町時代・ヨーロッパ世界の形成
8465
144