✨ ベストアンサー ✨
> (ご飯も食べずに寝ずに)ずっと英語を教え続けている訳ないと思うのです。
はい、それはその通りで
ここでの、teach(ing) Englishは「英語を教える動作」というよりも
例えば
He teaches English. = He is an English teacher.
というようなことで
「英語を教えている(先生である)という属性」を示していると考えるのが適当だと思います。
その場合、確かに進行形にする必要は必ずしもなくて
He had taught English before he became a singer.
でも同様の内容を表すことができますが
おそらく「英語の先生の仕事ばっかりやってた」ということを強調するためにあえて進行形にしていると思われます。
完了進行形には、質問者さんがおっしゃっているような
①動作の継続
のほかに
②状態や属性の継続(完了形の継続用法と同じ)だけども、それが今後も続くことが見込まれる場合
とかも表せるし、
今回のように
③継続感の強調
の用法もあります。
今回と同じようにいろんな例文を見て一つ一つ疑問を解決していくのがとても良いと思います。
>空さん
自分の回答に、我ながらいまいち納得がいってなかったので少し調べてみました。
一般的な文法の説明の「動作の継続」とか、私が説明したような「強調」の役割も、もちろん過去完了進行形の用法としては誤りでないのですが
過去完了進行形によって表すことのできる独特の文脈があるようです
https://brighture.jp/b-blog/1876
https://www.youtube.com/watch?v=zageoIvSCNA
「2つの過去の出来事の因果関係を表す」
という役割が過去完了進行形にはあるみたいです
だから今回の文の場合
He had been teaching English
と
He became a singer
という2つの出来事には
因果関係があるってことなのかなと
この文は直訳だと
歌手になる前に、彼は英語を教えていた(英語の先生だった)
となると思います
でも、
before〜 っていう接続詞の節はよく意訳されますよね
A before B
[直訳] Bの前にA
[意訳] A してたらB、AのあとB、AしてBする
という感じで
before BからAにかけて訳し戻すのではなく
A → B というふうに
前から後ろに順番通り訳すような意訳がよくされます
https://blog.goo.ne.jp/advanenglish/e/08046944ab194d56d8b6e2e09e2d3042
こういうことも踏まえて
今回の文を「2つの出来事の因果関係」という表現として訳すと
He had been teaching English before he became a singer.
彼は英語の先生をしていたのがもとで歌手になったんだ
彼は英語の先生をしていたら歌手になっちゃったんだ
とかそんな感じなのかなと思いました。
ちなみに、未来完了進行形でも同じような用法があります
https://brighture.jp/b-blog/1891