✨ ベストアンサー ✨
おそらく、質問の内容からすれば部門別計算と個別原価計算について聞いているのではなく、部門別計算の目的が聞きたいのだろう。個別原価計算は指図書別に製品原価を集計する方法に過ぎないからである。
では、質問の内容に入るが、部門別計算を行う目的は、正確な製品原価計算と(機能別)責任区分別に原価管理を行うためである。
単純個別原価計算の解釈が誤っていると思うが、、
まず、個別原価計算は「単純」個別原価計算と「部門別」個別原価計算に大別される。
単純個別原価計算とは、製造間接費について部門別計算を省略し、工場全体の総括配布率(総括配賦法)を用いて各指図書に原価を配賦する個別原価計算のことである。
部門別個別原価計算とは、その名の通り部門別配賦法により製造間接費を配賦する個別原価計算のことである。
総括配賦法はたしかに、小規模工場などで計算の簡便化のために認められているが、原価計算基準にも記されている通り、原則は部門別配賦法によるべきである。
質問の内容に戻るが、目的は同じである。質問から察するに、部門別計算と個別原価計算が同系のの概念として捉えているのかもしれないが、全くの別概念である。
ものすごくざっくり言えば(厳密性には欠ける)、部門別計算とは製造間接費の計算方法、個別原価計算は製品原価の計算方法である。つまり、個別原価計算一巡の中で、製造間接費の計算方法として部門別計算という方法があるに過ぎない。
だからこそ、部門別計算として独立して考える意味を持たない。個別原価計算においても、総合原価計算においても部門別計算が内包されている。
返信ありがとうございます。
詳しく説明していただきて、自分自身がどこを理解できていなかったのかが、分かりました。
ありがとうございます🙇♀️
回答、ありがとうございます。
仰っていることは、理解できます。
その上で再び質問失礼します🙇♀️
単純個別原価計算
→小規模な工場で計算手続きを簡便化するために個別原価計算を行わず費目別計算から製品計算をする
ことが目的だと思います。(教科書から抜粋しました)
部門別計算を行う目的は、ご回答してくださったことが目的だと思うのですが、部門別計算を行う個別原価計算では、何が目的なのでしょうか?
意味合いとしては、部門別計算を行う目的と同じなのでしょうか?教えていただけると幸いです🙇♀️