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>しかし、辞書を引いて見るとsee offは目的語が入る位置に因って意味が異なるようなんです。
see off「見送る」にだけ限定していうと
この認識は誤りだと思います
添付した画像を見てください。
「見送る」の意味で
動詞+副詞+目的語 see off my uncle
動詞+目的語+副詞 see him off
この語順は画像の例文にありますし、
see O offという語順も例文検索かけたけど普通に出てくるので、問題ないと思います
載ってる例文がたまたま片方のパターンだけだった、ということではないですか?
できればご覧になった説明を画像で見せて欲しいです。
関連しそうな知識をまとめたのであとで載せます
手元にある熟語帳もsee O offの語順で載って居るのですが、これも不思議です。のののののさんのおっしゃる④ab型の熟語はこの単語帳にはsee O off以外は全て動詞+副詞+目的語の順番で載って居るんですよね。
順番が違ってしまうけど
まず②の画像の話
(2)は
⑤他動詞+目的語+前置詞+目的語
この語順です
see O1 off O2 目的語が2つあるでしょう
だからこのoffは前置詞です
(3)は
②自動詞+前置詞+目的語 この語順です
seeを自動詞として使っていて off Oは前置詞+目的語です。
(3)を自動詞+前置詞+目的語 と特定できる理由
と
(1)の[通例 〜O off] の理由
これは説明しようとするとめっちゃ長いので
とりあえず書くから時間ください
あとで追加します
長いのでゆっくり読んでください
まず、一般的な説明をしますね。
see offのoffとか、come inのinとか
onとかoutとかupとかdownとかwithとかforとかofとか
他にもいっぱいあるけど、こういうやつ
これは、
後ろの名詞と絡んでいる場合は前置詞
そうでない場合は副詞 ですよね。
前置詞としての用法しかないやつや
副詞としての用法しかないやつも、ありますが
その区別はいまは重要ではありません。
この前置詞とか副詞は、共通しているのは、
自動詞や他動詞+目的語のまとまりに付属して
ニュアンスとか追加の情報を加えている
ということです。
動きを表す自動詞なら
come in だったらinがあることで「中へ」
come out だったらoutがあることで「外へ」
とかって動きの方向性のニュアンスがわかる。
他動詞でも同じで
throw away〜/throw 〜 away「〜を捨てる」は
throwという動作の方向性とかニュアンスをawayが表している
動きを表す動詞じゃなくても
think of〜とかthink about〜だったら
thinkという認識の対象がof〜とかabout〜で書かれているんだけども、ofとaboutでは、どう認識するのかのニュアンスが違ったりする。
exchange A for B 「AとBを交換する」なら
for Bが、exchange Aに対して追加の情報になる。
ここまでは一般的な理解なんですが
次にもう一歩踏み込んだ説明をします。
他動詞+目的語に、副詞とか前置詞句がつく連語
(see off以外の例を挙げます)
④a他動詞+目的語+副詞 throw it away
④b他動詞+副詞+目的語 throw away cans
⑤他動詞+目的語+前置詞+目的語
exchange A for B
この型は
「動詞+目的語に、副詞や前置詞句が
方向性・ニュアンス・追加情報を加える」
と一つ前のコメントで説明しました。
だからこそ
throw awayはこれで一つのまとまった連語だし
exchange A for B もこれでひとまとまりなんです。
なんですが、今挙げた型の表現は
さらに別の視点からも説明できるんです
一見関係なく見える例文を挙げます
例1
Mr. Brown made his students read the book written in French.
「ブラウン先生は生徒たちにフランス語の本を読ませた。」
使役動詞の典型的な文ですね
SVOCの第5文型だから、OとCのあいだには
<主語述語の関係>がありますね
Mr. Brown がmadeして →これはS V
his studentsが →O
read the book written in French する →C
ということです。
これが後々ポイントになるので確認してください
例2
His illness caused me to think about quitting smoking.
「彼が病気になって、禁煙しようかと考えた。」
これも同じSVOCで、OとCのあいだには
His illness がcausedして →SV
meが →O
to think about quitting smokingする →C
という<主語述語の関係>がある
例3
The computer company will supply each city high school with 20 new computers.
「そのコンピューター企業は、各市立高校 に20台の新しいコンピューターを提供する」
これは⑤他動詞+目的語+前置詞+目的語 の型です。
高校までで習う文型としては
SVO+副詞句(後半の前置詞+目的語)
になっちゃうんだけど、その理解だと不十分で
この⑤の型の連語は
SVOCと同じ働きを読み取ることができる
ってことがポイントなんです。
つまり
The computer company がwill supply して→SV
each city high school が → O
withする (≒持つ)→ 前置詞
20 new computerを → 目的語
というふうに
前置詞に他動詞的な意味を読み取って
この部分に<主語述語の関係>があると
理解できるんです
exchange A for B も同様で
例4
You can exchange your money for local currency at the airport
「空港でお金を現地通貨に交換できますよ」
You がexchange して→ SV
your money が → O
for する(≒相当する) →前置詞
local currency に→ 目的語
というふうに
前置詞に他動詞的な意味を読み取れる
だからこの理解をしようとすると
前置詞とか副詞の「意味」(訳ではなく)について知識が必要になります
このexchangeのforは「相当・交換」ですね
mistake A for B
take A for B
substitute A for B
trade A for B
charge A for B
あとは連語的なものでなくても
「〜円で(買った・売った)」というときに
for five dollorsとかって言ったりしますね
see offの場合(2)の「追い払う」の用法が
まさにこれです
S see them off the premises
Sがsee して → SV
themが → O
off する (離す)→前置詞
the premiseを → 目的語
というふうに前置詞を他動詞的に読み取る
次に、前置詞ではなく副詞を使った熟語の場合です。
例えばoffは、
前置詞としても副詞としても使いますね。
前置詞のoffと副詞のoffの単純な見分け方は
「目的語の有無」ですよね。目的語があれば前置詞。
そして、先ほど説明した
前置詞に他動詞の意味を読み取る
という技術が可能なのも
後ろに目的語があるからこそです。
目的語がなかったら他動詞の意味は読めない。
ってことは
副詞に動詞的な意味を読み取る場合は、
目的語がないのだから
自動詞の意味を読み取れば良いのです。
例5A
I had to throw it away.
「私はそれを捨てなくてはならなかった」
I が throw して→ SV
itが → O
away する(≒向こうにor別の方に行く)→ 副詞
副詞に自動詞的な意味を読み取って
この部分に<主語述語の関係>があると
理解できます。
では次の場合はどうでしょうか
例5B
I had to throw away the cans.
「私はその缶を捨てなくてはならなかった」
これだと
I が throw して→ SV これはいいけども
away する(≒向こうにor別の方に行く)→ 副詞
itが → O
というふうに
awayとitの<主語述語の関係>は
語順が逆転してて読み取りにくいですよね。
この場合はむしろ、最初に説明した通り
throw awayがひとまとまりで
awayがthrow itの方向性を表している
と理解した方がスムーズでしょう
つまり
④a他動詞+目的語+副詞 throw it away
④b他動詞+副詞+目的語 throw away cans
これは同じ単語の組み合わせの連語の場合、
言ってる意味が全然違うとかではない、けど
語順が違うから全く完全にイコールではない
で、何が違うのかというと
同じ表現に含まれる複数の側面の
どっちを主に見せたいのか っていう
違いになるんですよ。
④aなら、itがawayする という
<主語述語の関係>の側面を示したい
④bなら、awayするようにthrowする という
動詞に方向性やニュアンスを加える 側面を示したい
ということです。
see offの場合
送っていただいた画像①について
「見送る」が通例 see O off というのは
see off my friend よりは
see my friend off の方が好まれる・使われやすい
ってことだと思います。僕もいくつかの辞書で調べてそのような記述を確認しました。勉強になりました。
では、なぜそうなのかですが
これまで説明してきたことから、次のことが言えると思います。(あくまで推測ですが)
要は
offする(≒離れる)のは、
see my friendという動作 の方向性(視線が離れる)
というよりは
my friend 自体が 離れていってる
と考えた方が
「見送る」という行為の実態に近いと感じられるから
ということだと思います。
④bよりも④aの語順が良いと。
ただし、頂いた画像①の例文
I have just been to the airport to see my friend off for America.
これは1番最初にコメントした
④の連語にさらに副詞や前置詞句がつく場合
④aの語順だけが正しい、④bの語順は誤り
というやつです。(画像を載せます)
◯see my friend off for America.
=seeして、my friendが、アメリカに向かってoffする
× see off my friend for America
× see off for America my friend
このsee my friend off for America というのは
for Amercaはあきらかにoffを修飾しています
offに動詞的な意味を読み取ってるから、
そのoffの動作(=離れる)に、
行き先の追加情報をつけています
例えば似たような前置詞句でも
see my friend off at the station
この場合は、at the stationはoffを修飾していません
なぜならば
buy a ticket at the station
のようにoffがない表現でも同じように使えるから
see my friend off for America
の場合は
for Americaは、see offの、特にoffがなければ
存在し得ない表現なんですよ
だからoffとは切り離せないんです。
see offでひとつのまとまった表現なんだから、
for Americaはseeにもかかるんじゃないの?
と思うかもしれないけど
でも for America アメリカに向かって 何をするのか
と考えると
アメリカに向かって 見る わけじゃないですよね
アメリカに向かって 離れる わけだから
seeよりはoffの方により強いつながりがあるのは明らかです。
明らかに動詞よりも副詞の方に強くつながってる修飾語がつくときは、副詞を後ろに回す
と理解してください。
あともう一つだけコメントします
なので混乱を避けるために返信待ってくださいね
画像をいただいた直後のコメントで
(3)の「切り抜ける・優位に立つ・倒す・打ち破る」
これがsee off Oの語順と決まってるのは
②自動詞(see)+前置詞(off)+目的語
ということだと説明しました。
これ、他の表現にも関係する理屈があるんでもう少し説明します。
ただ後々考えると、see offに関しては
④b他動詞(see)+副詞(off)+目的語
でも説明つくかもなぁと思ったので、それも追加で説明します。
まず、see offの「切り抜ける・優位に立つ・倒す・打ち破る」をいくつか辞書で調べてみたところ
頂いた辞書の画像のように[see off O]の語順に限定してる説明は他になかったんです。
ただ、例文は確かにどれもsee off Oの語順になっています。
だから、「もしその語順にしばられてるのだとしたら」
っていう可能性の話、仮の話に(一応)しておいて
それは何か理由があるのか というのを説明します
自動詞の連語の型は
①自動詞+副詞
②自動詞+前置詞+目的語
③自動詞+副詞+前置詞+目的語
この3つを示したんですけど
より細かくいうと、動詞を
[a] 本来の意味から自動詞のもの
[b] 本来的には他動詞で目的語が省略されているもの
という2パターンに分けて考えられるんです。
see off Oは②[b]パターンになります。
seeは他動詞としての用法がほとんどで自動詞の用法は限られています。
[b]パターンはなぜ目的語が省略されるのか
これは
・「主語自身」(〜self)の目的語の省略
・「人間一般・この世のもの一般」が目的語の省略
のどちらかであることがほとんどです。
英語の文章のなかでおこる省略と似たようなもので
繰り返しになることを省略していたり、一般性の強いものを省略しているということです。
例えば
He saw off the opponent「彼が相手を打ち負かした」
これは
He saw [himself] off the opponent と考えて
⑤ 他動詞+目的語+前置詞+目的語 の型と同じように理解すれば良いのです。
He が sawして → SV
[himself] が → O
offする(≒離す) → 前置詞
the opponentを → 目的語
前置詞offに他動詞の意味を読み取って
O 前置詞 目的語の並びに<主語述語の関係>がある
ということを確認する
そうすれば
彼が、自分自身が相手を離した、相手より先に進んだのを見た
ってことだから
「相手より優位に立つ・相手を打ち負かす」
ってことだと理解できます。
ちなみにseeの自動詞の用法は
「(can seeで)目が見える」というような形ですが
これは「この世のもの一般」の目的語の省略と考ればいいと思います
Cats can see [everything?] in the dark
「猫は暗闇でも目が見える」
省略を補って直訳すると
猫は暗闇の中で、全てのものを見ることができる
②[b]のパターン
つまり
②自動詞+前置詞+目的語
かつ[b]本来は他動詞のものを自動詞として使う
これ実はめちゃくちゃたくさんあります。
パッと思いつくのはgetを使う連語
https://ejje.weblio.jp/phrase/kenej/get
ただし最初に説明した通り
同じ単語の並びでも
②自動詞+前置詞+目的語 のものと
④b他動詞+副詞+目的語 のものがあるので
要注意なんです。
②は前置詞と目的語は入れ替えられない
④bは副詞と目的語は入れ替え可能(な場合が多い)
もし
see off O「切り抜ける・優位に立つ・倒す・打ち破る」
これを④b他動詞+副詞+目的語 として
だけど④a 他動詞+目的語+副詞 とは入れ替え不可
と捉えても理解はできます
実際に以下でやってみます
④abは品詞を考える限りは、
副詞と目的語は入れ替え可能ですが
微妙なニュアンスの問題で入れ替え不可の場合がある
というのは
see O off 「見送る」でも説明した通りで
今回はそれの逆パターンです
He saw off the opponent
これは
④b他動詞+副詞+目的語 と解釈して
けど④a 他動詞+目的語+副詞には入れ替えられない
とするならば、その理由は
④bなら、offするようにseeする というふうに
動詞に方向性やニュアンスを加えていることになる
④aなら、the opponentがoffする という
<主語述語の関係>があることになる
「切り抜ける・優位に立つ・倒す・打ち破る」
という行為の
実態に近いのは④bだからだと思います。
主語が相手に対して、優位に立ったり倒したりしてるんだから
④a の 相手が 離れる と言っちゃうと
主語が相手に対してやってやったんだ っていう
感覚が伝わりにくいのではないでしょうか
ちなみに、副詞のoffを辞書で調べると
「(追放)追っ払って」
っていう用法があるんですよ。(画像)
だから、
offの後ろに目的語が必ずあるということを重く見て
②自動詞(see)+前置詞(off)+目的語
と理解もできるし
④b他動詞(see)+副詞(off)+目的語 なんだけど
④a 他動詞+目的語+副詞 とは入れ替え不可
と理解してもいいような気もします
明確に品詞が書いてある説明があったら教えてほしいです。
英文法って数学みたいに精緻な理論じゃなくて
あくまで解釈だから、
依って立つおおもとの理屈によって
複数の解釈ができることは多々ありますね
返信が遅くなって終いすみません💦
のののののさんのコメント読ませて頂きました。凄く勉強になりました。英語の感覚にまた一歩近付けました。
詳しく説明して下さって本当にありがとうございます。
このような連語は、文法的に奥が深いと思います
パターン分けするにしてもかなり大変です
①自動詞+副詞 come on!
②自動詞+前置詞+目的語 go to school
③自動詞+副詞+前置詞+目的語
get along with her sister
④a他動詞+目的語+副詞 see the uncle off
④b他動詞+副詞+目的語 see off the uncle
⑤他動詞+目的語+前置詞+目的語
supply A with B とかいろいろ
分類としてこれで全部ではないかも。
どの型を取れるかは表現によって違います
例えば、全ての他動詞が④ab・⑤の型を取れるということを言ってるわけではありません
④abの語順で気をつけるべきことは2点
・その1
目的語が代名詞の場合は
④aの語順しか取ることができません
・その2
ちょっとわかりにくいですが
④の連語にさらに副詞や前置詞句がつく場合
④aの語順だけが正しい、④bの語順は誤り
例1
◯He put the junk down/◯He put down the junk
◯He put the junk down onto the floor
× He put down the junk onto the floor
例2
◯He put the toys back/◯He put back the toys
◯He put the toys right back
× He put right back the toys
④abは、abの語順の違いによって
<動詞部分の意味が大きく違うことはない>です。
ニュアンス的な違いがあったとしても、日本語訳で明らかに違う表現になっちゃうくらいの差はないと思う。
この点でも、質問者さんの理解は誤りだと僕は思います。
動詞部分の意味で混乱するようなことがあるとすれば、④abではなくて、
↓はあり得るかも。次の2つを見比べてください
②自動詞+前置詞+目的語
④b他動詞+副詞+目的語
これの
動詞が同じ単語(自・他 両方で使う単語)で
前置詞/副詞 が同じ単語だったら
見かけ同じなのに意味が全然違う、ということは
あり得ると思います
まぁこんな感じなんですが
正直あんまり根本的な部分の説明になってないので
余計混乱するかもしれません
疑問があったらコメントください