少年の日の思い出は自分が一番大切に考えたはずの蝶をつぶし、その罪を贖うために、収集した宝物を一つずつ潰してそれを破壊して終わりました。
それを大人になって、苦い思いを今も噛みしめつつ告白するわけです。
時系列ではこうですが、ストーリーは友人が私の蝶を扱う仕草が蝶を大切にするコレクターのものなのに、すぐもう結構と言って友人の気を悪くさせたお詫びに告白するという始まりです。
読者の興味を引っ張る謎は、なぜ彼が蝶をもう見たくないと敬遠するようになったかその理由です。
その謎解きを済ませた段階でこの話は閉じる必要があります。
後は読者に想像と余韻をもたせたほうが無粋になりません。
クライマックスは、蝶を見たくて侵入し思わず盗んでしまう魔の瞬間のような気がします。
愛するがゆえに盗み、そのために自分の手で壊した悔い、そして自分を罰するために闇の中で自分の宝を潰し蝶集めを封印する過程は、苦みとして彼の人生に汚点として消えない罪なんじゃないですか。
国語
中学生
少年の日の思い出についての質問です。
『少年の日の思い出』の構造は額縁構造なので、現実→過去→現実でないといけないのに、
現実→過去の流れなのは何故ですか?
また、『少年の日の思い出』のクライマックスは何段落目ですか?
理由もお願いします🙇🏻♀️´-
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