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諸説があり、共産主義のことが嫌いな私の理解を言えば、「共産主義=マルクス・レーニン主義(科学的社会主義)」だと考えています。
社会主義というのは、共産主義以外にも初期のサン=シモン、フーリエ、ロバート=オーウェンらの空想的社会主義や、ベルンシュタインに始まる西欧諸国の修正主義、そして現代の社会民主主義までを含む幅広い言葉です。社会主義自体が資本主義の負の側面である経済的不平等を解決しようと生まれたものですから、その解決策は色々あるわけです。
その中でも、マルクスが唱えた唯物史観やマルクス経済学を理論的な柱とし、あらゆる生産手段を国有化して私有財産を認めず資本主義を全否定し、その理想の実現のためには暴力革命や独裁を否定しない過激な社会主義の一派が共産主義であると考えています。
ですから質問にお答えするとすれば、共産主義は社会主義の一種ぐらいの理解でいいんじゃないかと。
同じ意味として使う人や参考書もあるかもしれないので、そこは柔軟に。