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解決済み

MostとMost ofの違いについて。

Mostは「一般的」や「世間一般」といったニュアンスを含んだ「ほとんど」を表す場合は“Most”が用いられます。例えば、「大抵の子供はケーキが好きです」は「Most kids like cake.」となり、クラスメイトや地元仲間など限定された子供のことではなく、世間一般の子供達を指ます。

Most ofは特定・限定されたなかでの「大部分」を表す場合は“Most of”が用いられます。例えば、「このクラスの大半の子供はケーキが好きです」は「Most of the kids in this class like cake.」となり、世間一般のことではなく、特定されたグループ(ここではクラス)における大多数の子供達を指します。

とGoogleで見つけたのですが、単語帳に
Most people in this neighborhood are descendants of Japanese immigrants.
「この界隈のほとんどの人は日本からの移民の子孫だ。」となっています。
なぜ限定された中での大部分なのにMost of ではなくMostを使うのですか?

most most of

回答

✨ ベストアンサー ✨

Googleのその説明は、どの参考書にも載ってる一般的な説明なのですが

most + 名詞 か most of the 名詞 か
と考えてしまうとあんまり応用がきかなくて

Most ofは特定・限定されたなかでの〜 
と書いてるんですけど
most 名詞かmost of the 名詞か、じゃなくて

「範囲を限定するような修飾語句があるかないか」
が重要なんですよ。

Most of the people というとき
Most の範囲をof the people が限定しています。
基本的に名詞を後ろから修飾する語句というのはどれも、その範囲を限定する機能があります。

Most people in this neighborhoodも同じで
most people という名詞の範囲が
in this neighborhoodという修飾語句によって限定されています。
あの界隈でもその界隈でもなく、この界隈の 
ということです。

mostっていうのはmany・muchの最上級ですよね。
最上級というのは ある限られた範囲の中で1番 
を表すのが基本。
だから、範囲を表す修飾語句があるわけです
He is the tallest of the three のof the threeはまさしく範囲を限定してるでしょう?

ところが、そういう範囲を限定する語句がない
省略されているとも考えにくい、のに
最上級が使われることがあるんです

これがGoogleの説明の前半
Most kids like cake.の文です。
このMost kids は、範囲を示す語句が(省略の可能性も含めて考えても)ありません。
だけど最上級が使われている。
このときの最上級は、単なる強調なんです
だからMany kids の強調です。
めーーーーーっちゃ多くの子どもが(=ほとんど)
ということです。
日本語でも、若い人とかの言葉遣いで
例えばレストランで
注文した品物がずーっとこないときに
「俺のチャーハン"一生"来ないんだけど」
とか言いますよね。
これとおんなじような使い方です。

余計な話が長くなりましたが
範囲を限定するような修飾語句が
ある/省略されている か
ない(省略の可能性もない)か
で考えればいいです。

ご回答ありがとうございます。

範囲を限定するような修飾語句が
ある/省略されている か
ない(省略の可能性もない)か
で考えればいいです。

とのことですが、のののののさんがおっしゃるとおりmost people という名詞の範囲が
in this neighborhoodという修飾語句によって限定されているので、mostの後にofが必要だと思ったのですが、なぜofは不要なのでしょうか。

同じ質問の繰り返しで申し訳ないですがご回答いただけますと幸いです。

ののののの

most of the people in this neighborhood
ってことですかね?
それでも構いませんよべつに
ただ別に言ってる内容は
most people in this neighborhoodと変わりませんよ?

most [of the people in this neighborhood]
most people [in this neighborhood]
どちらも、[ ]のまとまりが、その前の名詞(句)を修飾して、意味を限定してるでしょう。
だから同じ。

一応、「限定」の意味を確認しましょうか
ofじゃなくても
限定するような修飾があればいいんですよ
most [of the kids] は[その子どもたち]のほとんど
ですよね。ってことは
名詞most の範囲を of the kids が狭めてるでしょう?
無限定にこの世に存在するほとんど(の物とか人)
って言ってんじゃなくて
「その子どもたちの中の」ほとんど なんだから

most people [in this neighborhood]も
無限定にこの世の中のほとんどの人 じゃなくて
「この界隈のなかの」ほとんどの人
って言ってるんだから
ここで取り上げたいmost people の範囲を狭めてるでしょう?

most [of the people in this neighborhood]

世の中のほとんど(の物・人)を無限定に取り上げるんじゃなくて
「この界隈の人のなかの」ほとんど
って狭めてる

限定する ってそういうことです。
名詞に修飾語が付くことによって限定されている。
そしてそれはofじゃなくて他の前置詞でも
なんなら前置詞じゃなくても
名詞を後ろから修飾する語句は全て
その名詞を狭める役割があります。

all dogs [running in this park]
[この公園の中を走ってる]全ての犬

この世の全ての犬を無限定に取り上げてるんじゃなくて
「この公園の中を走ってる」というふうに
名詞の意味の範囲を狭めてるでしょう?

今までのフレーズ、どれも全く同じ説明ですよね。
名詞を後ろから修飾するフレーズは、どれも
その名詞の意味を制限する役割があります
これはofじゃなくてもいいし、なんなら前置詞じゃなくてもいい
むしろ
most ofと覚えてしまうと、何でもかんでもofを使わなきゃいけないって思いこむから、表現や解釈の幅が狭くなる。
一番最初に「応用が効かない」と書いたのはそういうことです。

ののののの

一方
Most kids like cake.
の文の場合

most kidsは
無限定に「ほとんどの子どもは」
って言ってるんですよ。

長い文章の一部としてこの文がある場合は、もう少し考えなきゃいけなくて
うしろの修飾語句が省略されているだけという場合もあります。それは文脈を読まないといけない
意味の範囲を狭める語句を、いちいち書かなくても、空気読めればわかるという場合は、省略することもあるかもしれません。

けど
Most kids like cake.の一文だけ考えるなら
無限定のmost kids について言ってるので
子どもというものは大体の場合 みたいなことを言ってるんですよ。
範囲を狭めることなく klds と呼べるものなら
なんでも取り上げたうえで、それのほとんどは
と言っています。

だからmostかmost ofか
とかじゃなくて
名詞を後ろから修飾する語句がある(省略も含む)

そういう語句が(省略も含めて)存在しない
かの
どちらかです。

理解できました。ご丁寧にありがとうございます🙇‍♀️

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