物理
高校生

物理の質問です。
(4)を運動量保存則で考えるのはなぜか教えてください。それの力学的エネルギー保存則との使い分け方も分かりません。お願いします

31* 質量2m〔kg〕の物体Aと質 量m[kg] の物体Bとがあり, Aにはばね定数 [N/m〕 の軽 いばねがつけられ,このばねを 2m V m 壁 A 000000000B 自然長より縮めた状態に保つため, BはAと糸で結ばれている。Aと Bは滑らかな水平床上を右方向へ速さu [m/s] で動いている。ある点 で糸が急に切れ, まもなくAは静止した。 一方, B はばねから離れて, 右方へ動き,壁と弾性衝突をして左へ戻り, A のばねに接触した。重力 加速度をg 〔m/s2〕 とする。 (1)糸が切れ, ばねから離れたときのBの速さはいくらか。
(2) はじめのばねの縮みはいくらであったか。 (3) 壁との衝突の際, Bが壁に与えた力積の大きさはいくらか。 (4) B とばねが接触した後, ばねが最も縮んだときのBの速さはいく らか (5) B とばねが接触した後, Bがばねから離れたときのAの速さはい くらか。 (6)前問において, ばねから離れたBは図の左右どちらへ動くか。 (東洋大 + 福岡大)
31 床が滑らかなので運動量保存則が用いられる。 (1) 求める速さを UB とすると (2m+m)v=mUB UB = 3 v [m/s] 物体系は「AとBとばね」とみなすとよい。 ばねの力は内力(グループを構成する メンバー間の力)となり,気にしなくてすむ。そして, ばねの質量は0なので運動量 も0となり,式には顔を出さない。 (2)ばねの縮みをxとすると, 物体系の力学的エネルギー保存則より 6 m 12/2(2m+m)+1/kx=1/2m(3bx=uyan 〔m〕 (3)Bは3vの速さではね返る。 B が受けた力積は,右向きを正とすると -m 3v-m 3v = -6mv したがって,Bが壁に与えた力積は作用・反作用の法則より6mv 〔N's] で 右向き。「注目物体が受けた力積=注目物体の運動量の変化」 に注意。 3v (4) ばねが最も縮んだときとは,A上の人 から見てBが止まったとき,つまり、 相対速度が0になるときである。 それは 両者の (床に対する) 速度uが一致する ときだから,左向きを正とすると,運動 静止 A 0000000 B 2m m 止まった A上の人が 000000 3 量保存則より 見れば,Bは Uターン運動 u u m3v=2mu+mu u = v[m/s] 保存則は静止系で用いるのが大原則。 A 上の人に用いさせてはいけない。 (5)A,Bの速度をWA, UB (左向きを正) とすると,運 UA ←UB 動量保存則より 2mus+mu=m3v ... ① 力学的エネルギー保存則より 12.2mu+1/2mu=1/2m(3u) 2... ② ①,② より μB を消去すると us (U-2v)=0 ばねは自然長 矢印の向き 3 は仮の姿 UA=2v [m/s] UB これは一つの弾性衝突とみなすこともできる。 そこで,②の代わりに,反発係数 e=1を用い, ua-u(0-3v) と ①を連立させてもよい。 (6)=2vを代入すると uB=-V よって、Bは速さで右へ動く。

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