Question

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この問題の解説をお願いします🙇‍♀️
全然分からなくて…！

(9) ある沿岸生態系において、 上位捕食者であるアジサシ(鳥類)の体内から高濃度の殺虫剤DDTが検出さ
れた。 アジサシと、 アジサシが捕食するイワシに含まれていたDDTの量はそれぞれ100g当たり
0.46mgと0.02mgであった。 また、海水中のDDT濃度は、0.0000ppmであった(たとえば、
1ppmの場合、海水1g当たり0.001mgのDDTが含まれている)。これらの数値をもとに、以下の(1)
(ii) に答えなさい。 ただし、ここでは、アジサシはイワシしか捕食しないものとする。
(i) イワシからアジサシへのDDTの濃縮率は、何倍になるか記しなさい。
(ii) 海水からアジサシへのDDTの濃縮率は、 何倍になるか記しなさい。

(i)
(ii)
(9)
(10)
23
倍
92000 倍
LOSTI AL

Answer 1

✨ ベストアンサー ✨

ぶちお

濃縮率とは、濃さを比べた値です。
今回の問題では、アジサシはDDTを含んだイワシをたくさん食べるので、アジサシの体内にDDTが蓄えられていきます。
このときアジサシの体重に対するDDT量はイワシの体重に対するDDT量の何倍かを答えれば良いです。
式としては、「アジサシの体重に対するDDT量」÷「イワシの体重に対するDDT量」となります。
値は問題文に書かれている通り、0.46(mg/100g)÷0.02(mg/100g)=23(倍)となります。
(ⅱ)に関しては、まず海水のDDT濃度の換算をします。1ppmは海水1g中に0.001mgのDDTを含むと言われているので、アジサシと同じく100gあたりのDDT量に変換すると、0.001mg(/1g)x100=0.1mg(/100g)となります。また海水は0.00005ppmと言われているので比例計算でDDTの濃度を求められます。0.00005ppm:xmg(/100g)=1ppm:0.1mg(/100g)が成り立つので、海水のDDTの濃度は0.000005mg(/100g)と分かります。濃縮率の計算は(ⅰ)と同様に、「アジサシのDDT濃度」÷「海水のDDT濃度」で求められるので0.46(mg/100g)÷0.000005(mg/100g)=92000(倍)と求められます。

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