✨ ベストアンサー ✨
whoseは、「evolutionary adaptation の」ってことですよね。
whose function がS・isがV
at bottom は副詞句
justも副詞
survival and reproductionがC
文構造的には何の変哲もない気がします。
強いて言えば
at bottom とjustっていうのが、どちらも副詞ですが、修飾の仕方がちょっと違うかなというくらいです。
justは、S[VC] の[ ]内の部分にかかっています。
〜 function is survival and reproduction
「〜の機能は、製造と再生産である」
justが入ると
〜 function is just survival and reproduction
「〜の機能は、【単に】製造と再生産である」
(それ以外の何物でもない ということ)
at bottomは、whoseから始まるSVCの節の全体にかかっています。
本来であればこういう副詞は、節の頭に置いて
At bottom, 〜 function is just survival and reproduction
「根本的に、〜の機能は単に製造と再生産である」
という形にした方が良いと思うんですが、
今回は関係詞が絡むので、文頭に副詞を置けないのです。
そこで
〜 function is just survival and reproduction
このSVCのあいだに、
カンマを置いてat bottomを入れてあげることで、
文頭の副詞と同じ意図で使ってますよと示しているのです。
すみません、もしかしたらものすごい質問の読み違いをしたかもしれないです。
>whose 〜の節が文構造の中でのように働いているか
だったら、
先行詞evolutionary adaptation を修飾している
関係詞と先行詞は同じ内容を指すので、
今回はwhoseは所有格だから
最初に説明したとおり、
whoseは「evolutionary adaptation の」という意味と考えて差し支えありません。
実際に訳すときは普通の関係詞の文のように
[whose以下〜]なevolutionary adaptation
と訳せば良いです。
補足です。軽く読み飛ばしてください。
>文頭の副詞と同じ意図で使ってますよと示しているのです。
この「意図」とはなんですか?
という話です。
今回のat bottomは節全体に関係する と言いましたが、
こういう副詞は、文頭に置かれて、
その節の内容に対する話者の態度を表していることが多いです。
at bottomは「根本的に(は)」というのが辞書的な訳ですが、
今回のように、文頭ないし文中に置く場合は
よりニュアンスを込めて意訳するなら
「突き詰めていうとさ、〜」とか
「そもそもさ、〜」とかみたいに
いきなり核心を突いて読み手をびっくりさせないようにするための、前置きとして使っているのです。
節の前に置いて、その節の内容について
「(at bottomの場合は)根本的な話」だよ
っていう話者の態度を示す
それで読む側にも気持ちの準備をさせる。
読む側に取ってみれば
「これから大事なこと言いますよ〜」
もしくは
「新しい話題を話しますよ〜」
とかの信号のようなものと理解しておくと良いです。
こういう前置き、日本語でもあるでしょう?
核心を突くときか、もしくは新しい話題を提示するときに、軽く前置きする。
英語でも同じです。
文頭の副詞にはこういう役割があって、
文頭に置けない場合は文中に置くことが多いです。
これはat bottomがたまたまそういう意味だっただけじゃないの?と思うかもしれないですけど
そうではなくて、語順とか置く位置に意味があるのです。
at bottomを文頭ではなく文末に置く場合
例文を挙げると
He is a good man at bottom 「彼は根はいい人だ」
このat bottomは節全体ではなくて、
S[VC] の[ ]にかかっていると思います。
日本語で考えても
「根は いい人だ」であって、「根は 彼はいい人だ」ではないですよね。
つまり同じ副詞でも、
置く位置によって文の中での働きが変わるのです。
置く位置に意味があるというのは、こういうことです。
ただ、単語それぞれの意味ももちろん関係はしていて
だから副詞の意味によって
どうやっても文頭には置けないもの
(=節全体にかかるとは考えられないもの)
や
どうやっても文頭にしか置けないもの
(=節全体にかかるとしかあり得ない、動詞+αにかかることが考えられないもの)
というのもあります。
今回のat bottomはたまたま、どちらにも置けて
置く位置によって意味が変わるものだったのですが。