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高校生
解決済み

That's where the difference in culture comes in.(そこで文化の違いが表れる)
この文のwhereはどういった使い方なのでしょうか?関係副詞の時のwhereは続く文化にin やatなどの前置詞を必要としないと思いました。come in を熟語と見て良いのでしょうか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず最初に、この文自体は
That's where you comes in 「そこで君の出番だ」
みたいに使われる定番のフレーズで、
今回の文でもそれは意識されているだろうと思います。

で、文法の説明になるのですが、
いまのところ明快な答えが出ませんが、考えたことを書いてみます。

whereは(関係)副詞だから、comes inのinが余計なのでは?ということですよね。
文法の理屈からいうと確かにそうで

これは例えば
thereは副詞だからこの一語で「そこ"で"」とか「そこ"へ"」と言える。I went thereは正しいけどI went to thereはおかしい。
ということとか
疑問詞のwhereは副詞だから
where are you?「どこにいる?」は正しいけど、
where are you at/in? は正しくない
というようなことと全く同じ理屈です。

すべての前置詞か書かれないかというとそうではなくて、例えばfromは、
from there 「そこから」と言うし
where are you from?「あなたはどこ出身ですか」もfromは残しますね。fromを抜かしてしまうと「どこにいる?」になってしまう。

ただし、いちごさんも質問に書いている通り
inやat、そしてtoは基本的に省略します。
英英辞典とかを引くと、わざわざin,at, toって書いてある。(画像は関係副詞whereの説明です)

そうすると、いちごさんのおっしゃる通り
in が副詞でcome inが連語なのかとも思うのですが
このcome inって、別に「表れる」という意味があるというよりは
最初に紹介した例文では「出番だ」とか言ってますが
要は「入ってくる」ってただ言ってるのを意訳してるだけだと思うんです。

「入ってくる」って 
①come inとも言えるし
②come in〜とも
③come in to〜とも言えるし
④come into〜 とも言える

①③のinは副詞です。
②inと③toと④intoは前置詞として使っているので、後ろに名詞が必要です。
ただ若干ニュアンスがそれぞれ違うし、
①②が自然だとは思うけど
ちなみに副詞と前置詞のinを同時に使ってcome in in 〜とは言わないと思う。どちらも同じ「中に」を表す場合に限って言えばですが

どこに入ってくるのかというと、当然
whereの前に省略されている(the place)ってことだと思うので
come in をcome + 副詞のin とするなら
whereにはto whichとかに置き換えられるような意味が含まれてるのかなぁ 

もしくは、
副詞だから前置詞が書かれない という文法現象が、
in・at・to というふうに前置詞で決まっているというわけではなくて
「書かなくてもわかるような前置詞は落ちてしまう」
ということであるなら
in・at・toは基本的には書かなくてもわかることが多い(だから落ちてる)のは間違いない

例えば
I went thereは to + 「そこ」ってことだと誰でもわかる
これをたとえばatのニュアンスだとは誰も勘違いしない
日本語でも「あたしそこ行った」と言えば、(そこ"へ")だと誰でもわかる。
けれども今回の文では
inを書かなくてcomeだけだと、ニュアンスがわかんないからあえて残している。
come + α のフレーズってたっくさんあるから

というようなことはあるかもしれません。

とりあえずこんな感じのところまで考えました。
感覚と、持ってる限りの知識からの類推だけなので、
参考までにとどめてください。

いちご

丁寧にご説明してくださりありがとうございます。comeだけだと、ニュアンスがわからないからあえて残しているということだと腑に落ちます。
私の理解力が乏しくて申し訳ないのですが、今回の文中のinは前置詞ではなく副詞ということでいいのでしょうか?

いちご

は副詞ではなく前置詞ということでいいのでしょうか?

ののののの

inが副詞か前置詞か、ということですが
どちらにも解釈できると思うのです。
今回のinの使い方を見ると、前置詞でも副詞でも、後ろに名詞を取るか取らないかの違いだけで、意味はほぼ変わりません。
ですから、
where the difference in culture comes in
comes "in"を前置詞と考えるなら
文法の理屈上はこのinは落ちなきゃいけないけど、
come + αのフレーズはたくさんあるので、ニュアンスを明確にするために落ちずに残った
という考え方が正しいことになります

comes "in"を副詞と捉えるなら
whereは to which に直せるような意味合いで理解するのが自然なんじゃないかと思います。

どっちが正しいかはわかんないです。

高校生でも読めるけど、高校生が持たないような
ちょっと分厚めの文法の辞書みたいなやつ、いま、数冊引いてみましたが
特に新しい発見はなかったです

ただ一つだけ追加で書いておくと
関係副詞じゃなくて疑問副詞としての場合
説明が2通りあります。

1つは僕が書いたのと同じで
僕はWhere are you from?という例文で、fromがないと意味が変わってしまうと書きました。
こういうfromは残る。
where are you staying (at)?とか
Where did you get that book (from)?とかは書くこともあるし書かないこともある
という感じで
意味上必要だから書く・もしく省略されずに残る
という説明

もう一つは
Where are you from?のwhereは、
副詞ではなくて、名詞としての用法だ
Whereは名詞として使うこともあるのだ
という説明です。
実は辞書にもwhereやthereには、副詞ではなくて名詞としての説明もあります。
ただしこれは、Where are you from?みたいな文が実際にある以上は、
それに対応するような使い方を見出さないと
説明にならないでしょ って感じで
後付けした感じだと思います。

いずれにしても明解な答えにならなくて恐縮ですが
英文法が、完璧な理論じゃなくて解釈の仕方によるっていう面がよく出てて個人的にとても気になったのでコメントさせてもらいました

ののののの

Whereを辞書で引くと
疑問詞だけでなく関係詞でも、副詞だけじゃなくて名詞として使う場合がある
ということで

まぁだから、
意味上必要だから落ちずに残ってる
でもいいし
Whereは名詞としても使う場合があるよ 
でもいいし
理解しやすい方で考えれば

いちご

様々な解釈があるのですね
つい何が完璧な正解かを考えていましたが、いろいろな角度から考えると良いということがわかりました。本当にありがとうございました!

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