他の方法はありますが、高校生の学習範囲ではありません(2階微分方程式の解…最後に概略説明あり)。
また、”周期がありそうだ(行ったり来たりする)”ということを思いつかないと解けない問題です。
この問題の場合は、「等速円運動をx軸方向から見た(正射影した)ときの運動として考えてください」
と書いてあるので、円運動の周期を思いつかせるように誘導している問題になってます。
◆ばねの運動方程式(2階微分方程式)を解く)
運動方程式:ma=-kx(このaは加速度の意味) ⇒ 𝑑²x/𝑑t²=-k/m・x(2階微分方程式)
条件:x(0)=0[t=0のときの位置]、xの最大と最小=a、-a
これを解いていくと、x(t)=a sin{√(k/m)/2π・t}が求まります。
高校生の学習範囲では、加速度aと位置xの関係がa=-Ax の関係にあるとき、
時間を求める場合は、円運動の周期を使うことが基本になります。
浮力でも同様に周期を使う問題はあります。