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✨ ベストアンサー ✨

文構造はちゃんと取れてそうだし、
ちょっとした訳の工夫次第なんでしょうね。

そもそもこの英文は
主節のあとでif節を読ませる構造になっているのに
日本語に訳す場合は、日本語の都合で
if節を訳してから主節を訳さないといけない
という面倒があるので
どうしてもスムーズな日本語にはなりにくいのです。
(だからこそ、難関国立とかだと和訳問題になったりする)

前から読んでいって部分的に意味を取っていくことにします。
10行目?一番上の行のifの手前までが主節で
「一段飛ばしで階段を登ることによって、得られるものは何もない」
「一段飛ばしで階段を登っても、何も得られない」

その後ろのif節が問題ですね。
長くて複雑に見えますが、so thatやas asを取っ払ってシンプルな文構造から考えると良いと思います。
so that構文とas asの比較の文は実は作り方は全く同じで、先頭のso/asと後方のthat以下/as以下を全て取れば、元の文の構造がわかります。

2行目真ん中のso とthat以下を取り払うと
if the additional effort slows us down much
(実際は肯定文で単独でmuchを使うことは無いと思うのですが、あくまで文構造を理解するための操作と考えてください)

無生物主語の文なので、因果関係を表しているとわかります。主語が原因・動詞以降が結果

the additional effort がS
原因っぽく訳すと
「余分な努力によって」
「余分に努力することによって、」
effortのように動詞っぽい意味が読み取れる名詞は
仮にこれを動詞っぽく訳したら
名詞effortを修飾している形容詞additionalを
動詞を修飾する副詞っぽく訳せば
additional + effort の修飾被修飾の関係を崩すことなく直訳を避けられます。

slowsがV usがO
down がslowにともなって出てくる副詞
muchが程度を表す副詞
無生物主語を原因のニュアンスで訳しているのでそれを踏まえて訳すと
「我々は(たくさん)ゆっくりになる・減速する」

この(たくさん)にso that構文がついているので
程度の用法「〜ほど(たくさん)」
もしくは
結果の用法「(たくさん)ゆっくりになるので(その結果)〜 」
これが悩ましいので最後に説明します。

ののののの

that節の中もas asがあるから、asと後ろのas以下全てを取り払うと
we end up taking long to climb them
themはstairsです。
「(最終的に)階段を登るのに長い時間をかけることになる」

で、実際はas long 〜as ですから
「〜のと同じくらい長い時間をかける」
というような言い回しです。
2個目のasの後ろは、画像では切れていますが
たぶん省略を書き込みしてますよね。
「仮に1段ずつ登ったとしたら、それくらい長くかかるだろう、(というのと同じくらい長い)」
ということです。

ののののの

最後訳をまとめてみますが、主節部分の
「一段飛ばしで階段を登ることで」「一段飛ばしで階段を登っても」のところですが、
実際の英文ではこの部分は前半に書かれているわけなので、前の方に出したほうがいいと思います。その方が、内容が伝わる順番が実際の英文と近くなる。
日本語では述語はどうしても最後にしないといけないけど、修飾語の文節は前に出せます。

そうすると2〜3行目のto climb them「階段を登るのに」は日本語的にまどろっこしいので少し省くことができます。
わかるように(  )で書いておきますが

so 〜 that… の「程度」「結果」ですが、
どっちともつかない場合がありますよね。
that節の部分が具体的な例になっていれば「程度」とか、時間的な前後関係が明確ならば「結果」とかのような目安はありますが
どちらもその用法を反映した部分を【  】で書きます。

今回の場合、thatの後ろが割と具体的なのですが、
そのthat節は、主節のby ascending the stairs〜と関連した表現で、同じ抽象度で話をしている。
だから「程度」じゃないと話が通じないってほどでもないのですよね。

(程度)
もし、一段飛ばしで階段を登っても、余計に努力をした結果、仮に1段ずつ登ったらこれくらいかかるだろうというような長い時間を(階段を登るのに)かけることになる【ほど、減速する】のならば、得られるものは何もない。

(結果)
もし、一段飛ばしで階段を登っても、余計に努力をした結果【減速することになって】、仮に1段ずつ登ったらこれくらいかかるだろうというような長い時間を(階段を登るのに)かけることになるのならば、得られるものは何もない。

ののののの

「仮に1段ずつ〜だろうというような長い時間を」
のところは少し語弊があるので訂正します、
「仮に1段ずつ登った場合と同じ時間」

longとは言ってますが、あくまで比較対象と同じ長さ、と言っているだけなので、
「長い」と書かない方が適切かもしれないです。

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回答

1行目の if を後ろから訳し、2行目の so〜that を程度でとって後ろから訳してみます:

「もしもさらなる努力によって、結局は一段ずつ上った場合にかかる時間と同じくらいの時間をかけて上ることになるほどに足踏みしてしまうのであれば、一段飛ばしで階段を上ることによって得られるものは何もない。」

*the additional effort は無生物主語であり、副詞的に訳す
*go up the stairs two at a time「(一度に二段階段を上る⇨)一段飛ばしで階段を上る」

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