カンマつきの関係詞、関係詞の非制限用法とか継続用法とかいうやつですね。
これは、基本的には独立した2つの文にしてもいいものをただくっつけてるだけなのです。
だから
①The storm damaged all her flowers.
②They(her flowers) were all outside the house.
をそのまま続けて訳したような感じで
嵐で彼女の花はみんなダメになってしまったのだが、それは全て家の外にあった。
というような訳でも間違いとまではいいきれません。
ただし、
この①→②の文を順番に読んで、
文章としてのつながりがよくわかんない気がしませんか?
「ふつう花って花壇とか外にあるものじゃない?なんでわざわざ外にあったと言ってるの?」
とか私は思ったのですが。
この点を補ったのが「〜から」という訳なのです
英語の文章で、
接続詞も副詞も何もなく英文が続く場合
前の文についての事情を、続く文で詳しく説明する
というのが、一般的なつながり方です。
だから
①嵐で彼女の花はみんなダメになってしまった
ということには
②彼女の花は全部外にあった
という事情がある
と言っているのです。
これを一つの文にまとめたのが画像の英文で、
2文の訳をただくっつけただけじゃなくて、
「〜から」と訳しているのは、
前の文で書かれていること の事情を後ろで説明する
という
英語の文章のよくあるつながり方を反映しているのです。