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まずengineering applications の2語の関係ですが
engineeringは分詞ではなく動名詞で、
ただしapplicationsを形容詞的に修飾しています。
つまり
a laughing baby みたいな修飾(分詞+名詞)ではなく
a smoking room(動名詞+名詞)と同じです。
これは普通の名詞を使うとa soccer ballと同じということです。
書き換えるとa ball for soccer /a room for smoking これは同じ使い方ですよね。
a laughing baby は
a baby who is laughingっていう意味であって
a baby for laughingではないでしょう?
だから明らかに違う使い方です。
名詞と名詞を前置詞でつなげられない。
で、
engineering applications of scienceについてですが
こういうの名詞構文と言います。
文法の参考書(問題集ではなく)調べてみてください。、
次のような文の転換を考えてみてください。
形容詞+<(動詞や形容詞から派生した)名詞>+ [of 名詞]
↓
副詞+<動詞or形容詞>+ [of その主語or目的語]
手順
①名詞applicationsは動詞applyから派生していますよね。ですからapplicationsをapplyになおす。
②applications を修飾するof scienceは、applyに対しては
applyが自動詞であればその主語
applyが他動詞であればその目的語
になります。
これはどちらの解釈も可能です。(あとで説明します)
③ 最初に説明した通り
engineeringは動名詞ですが、名詞applicationsを修飾する形容詞と同じ役割をしています。
いま名詞applicationsを動詞applyに直したのだから
同じ修飾関係を表すには、engineeringを動詞applyを修飾する副詞に直してあげられれば良いのです。
これは別に一語に直す必要はないので
apply to engineeringと考えてあげれば
to engineeringはapplyを修飾する副詞句なので
単語同士の関係は元の文と同じになります。
つまり
engineering applications of science
は
science applies to engineering(applyは自動詞)
[主語] apply science to engineering(applyは他動詞)
のどちらかで解釈できるということです。
科学が工学に適用される・当てはまる
科学を工学に適用する
つまり
工学の研究に科学の知識を使う ということです。
例えば、頑丈な建築物を建てる技術(工学)というのを考えるとすると
江戸時代だったら、職人の昔からの知恵、つまり感覚や経験則に依存すると思うんです。
ですが、
物理や化学などの科学の知識を使えば、
科学は「自然界がどうなっているか」についての知識なので、感覚ではなくて正しい知識に即して頑丈な建築物が建てられるというわけです。
科学を工学に適用する
というのはこういうことです。
科学の知識を技術に応用する。
ちなみにengineeringは「工学」「技術」
どちらにも訳せます。
出来れば、表層的な手順だけではなくて仕組みを深く理解してください。そのために参考書なりホームページなり、「名詞構文」で検索してみてください。
コメントいただいた手順は概ね正しいですが
3 動名詞を副詞化 というのは
正確には「動詞に直した元の名詞を修飾している語句」を副詞に直す ということです。
「名詞を修飾している語句」だから基本的には形容詞のはずだし
今回のengineeringも、品詞としては動名詞だけど文の中ではapplicationsを修飾している形容詞の働きをしてると説明しましたね。
engineering applications (形容詞+名詞)
↓
apply to engineering(動詞+副詞)
どちらにしても、
engineeringがapply(applications)を修飾しているのは変わらないですよね。
名詞を中心にした書き方を、動詞を中心にした書き方に直すということです。
補足です
形容詞+名詞 型の表現のとき
形容詞は副詞に
名詞は他動詞・自動詞・形容詞のいずれかに
直せるんです。
他動詞・自動詞・形容詞に直すってことは
いずれにしても主語があるということだし
他動詞の場合は目的語もありますよね。
で、だいたいは
of 〜 の形で、目的語とか主語が書かれるんです。
名詞を他動詞に直すときは
of〜 の部分に目的語が書かれて
主語は、元の名詞の前に書かれることがあります。所有格とかで。
もしくは、書かなくてもわかる場合は省略されます。
his knowledge of Japanese history
↓
he knows Japanese history
ってことです
こんなパターン無限にありますので、ネットで検索していろんな例文に当たってください。
1番よろしくないのは、こうです。
たいがい名詞構文で処理するフレーズは、受験生向けの英単語帳に出てくる単語が絡むことが多いのです。
その覚えた訳し方にこだわって
ofを「の」って訳すことしか知らなかったり
他の部分も「の」とか「〜的な」としか訳せない
結果として
訳した日本語を考えても意味がわからなくて、
無理やり解釈を捻り出したりし始めるので。
his knowledge of Japanese historyくらいなら
彼の日本史の知識 でもまぁ構いませんが
なるほど!そういうことなんですね!
すごくためになりました!ありがとうございます😊名詞構文の中でも複雑化したものが出てきた場合、今回の方法を取ってみようと思えました!
わかりやすかったです、ありがとうございました!
つまり同じような文が出て困ったときは
1 派生形を探す
2 修飾するものの位置考える(自動詞、他動詞)
3動名詞を副詞化
みたいな感じでしょうか??