生物
高校生
問2を教えて頂きたいです。
問2 下線部(b)に関連して, ALDH2が4個のサブユニットからなる四量体を形成
するとき,遺伝子 A からつくられるサブユニットが1個でも含まれる場合,
補酵素 NAD+ との結合能がきわめて低くなり、 酵素活性が失われてしまう。
GA型の人の酵素活性は GG 型の人の酵素活性のおよそ何%になると考えら
れるか。最も適当なものを、次の①~⑥のうちから一つ選べ。 2
① 6% ② 12.5% 3 25% 4 33% (5) 50% 6 75%
第1問 次の文章を読み, 下の問い (問1~3)に答えよ。
〔解答番号 1
3 |〕 (配点10)
飲酒によって体内に摂取されたアルコールは, 図1のような過程を経て,おもに
肝臓で分解される。
(a)
CH3CH2OH(エタノール) → CH3CHO (アセトアルデヒド) → CH3COOH(酢酸)
図 1
これらの過程にはエタノールをアセトアルデヒドに変換するアルコール脱水素酵
素 (ADH) と,アセトアルデヒドを酢酸に変換するアルデヒド脱水素酵素(ALDH)
が関係しているが, アセトアルデヒドはきわめて有毒で、体内の濃度が上昇すると
吐き気や頭痛などの原因となるため,これをすみやかに分解できるかどうかが,お
酒に強いか弱いかの決め手となる。
ヒトにおいて, アセトアルデヒドを酢酸に変換する酵素はALDH2 である。
ALDH2 をコードする遺伝子には, 特定の塩基がグアニンになっている対立遺伝子
Gと,アデニンになっている対立遺伝子Aがあり, これらの遺伝子から合成さ
(b)
れたポリペプチド鎖がサブユニットとして集まり, 4個のサブユニットからなる四
量体をつくり、酵素として機能する。 遺伝子型がGG型の人は ALDH2の酵素活
性が高くお酒に強い人, AA型の人は酵素活性が低くお酒をほとんど飲めない人、
GA型の人はある程度お酒を飲める人である。
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