地理
高校生
解決済み

共テ2023地理B本試の問題なのですが、①について、解答では「むしろ農薬を使用することが栽培の条件になっている」と書いてあったのですが、参考書で遺伝子組み換え作物について調べると、「農薬使用量や農薬散布の手間を減らすことが出来る」と書いてありました。

参考書に基づいたら、①は正解になりませんか?
教えてください。

問3 次の図3は, 世界における遺伝子組み換え作物の栽培状況と栽培面積の上位 HTM 5か国を示したものである。図3に関することがらについて述べた文章中の下 線部 ①~④のうちから最も適当なものを一つ選べ。 10 A 図 3 栽培作物 ●大豆 ▲ トウモロコシ 綿花 ★ナタネ ◆その他 ■栽培面積の 上位5か国 統計年次は 2019年。 International Service for the Acquisition of Agri-biotech Applications の資料などにより作成。 遺伝子組み換え作物を導入することで, ① 農薬の使用をなくし, 単位面積 当たりの収量を向上させることができるため,その栽培面積は拡大している。 栽培国数の内訳をみると,発展途上国よりもOECD加盟国の方が多い。遺 ② 伝子組み換え作物の栽培拡大の背景には, 多国籍アグリビジネスの存在があ ③栽培面積の上位5か国は、国土面積が広く,いずれの国でも企業的な 大規模農業が中心に行われている。 また, 世界では,遺伝子組み換え作物 の栽培を食用の作物以外に限定したり, 栽培自体を行わない国がみられる。 る。
問3 10 正解は ④ ため、血糖が ①不適。現在普及している遺伝子組み換え作物の一部は、雑草を取り除くために用 いられる除草剤に対して耐性をもつ遺伝子を組み込んだ品種であり、 むしろ農薬 を使用することが栽培の条件になっている。 水
遺伝子組み換え作物とは、 作物に他の 生物から取り出した特定の遺伝子を組み 込むことで、 病害虫や除草剤に強い、 農 業生産にとって有用な性質を加えた作物 のことです。 農家にとっては農薬使用量 や農薬散布の手間を減らすことができ、

回答

✨ ベストアンサー ✨

農薬の「使用をなくす」のではなく、「使用量を減らす」だったら正しい文章です。

3枚目の写真にあるように、遺伝子組み換え作物の目的は、「病害虫に強い」作物や「除草剤に強い」作物を作り出すことです。
「病害虫に強い」作物であれば、病害虫を除去するための農薬は使わなくてよくなるので、農薬の使用量は減ります。
でも、「除草剤に強い」作物は、除草剤を撒いて雑草を除去するけれども、作物は枯れない、というものなので、農薬を使うことを前提としていることは正しいです。

地道な地理

あっ!tkhsreさんって、「解決した」「ベストアンサー」のボタンを押さない人でしたね。しまったなぁ…。

tkhsre

遺伝子組み換え作物の栽培においても、雑草等の除去に農薬を使うから、必ずしも農薬の使用が無くなることはないということですね。
納得出来ました。ありがとうございます🙇‍♀️

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