✨ ベストアンサー ✨
うーんと、たとえば
The last Thursday before today is yesterday
「今日以前の最後の木曜日は昨日だ」
っていう文を見て、
last Thursdayとyesterdayがあるから過去形じゃないとおかしい とはならなくないですか?
簡単にいうとそれと同じようなことなんじゃないかと。
確実に言えるのは
まずこの文章が、最初の仮定法の部分も含めて、全体が現在時制をベースにして書かれているということです。
I wish I could〜の部分は仮定法過去なので、内容としては現在のことですよね。
それと関連して
will beのwillはここでは「未来」を表すのではなく、「話し手の現在の確信」を表す用法だというのも間違いないと思います。
もしwill beの部分がwillがなくてisだったら、
「私が倒れたのは3年前のクリスマスのこと」というのを単なる事実として書いている。
will beだと「私が倒れたのは、絶対に3年前のクリスマスのことだと思う」って感じですかね。
根拠あるなしに関わらず、あるいは事実かどうかは別として、話し手のなかでは100%そうだと思ってる、ということです。
「話し手の"現在の"確信」なので、このwillの文も、未来ではなくて現在のことを言っています。
長いから区切ります
主語のMy last fall の部分はたぶん、
「私が最後に倒れ"た"のは」みたいに訳しますよね。
このfallは名詞ですよね。
fallを動詞として使って、
この文と同じ「私が最後に倒れたのは、3年前のクリスマスのことだ」という内容を言おうとしたら
I fell down three years ago at Christmas
って感じでfallは過去形にすると思うんですが、
名詞のfallは、名詞だから特に過去形とかがあるわけじゃないけれど、それでも
「倒れたのは」というふうに過去のことっぽく訳すのが良さそうですよね。
これは抽象名詞ってものの性質なんです。
fallっていうのが動作じゃなくて、
話し手の頭の中に名詞としてある。
動作じゃなくて、認識があるってことです。
動名詞とto 不定詞の「〜すること」を比べたときに
・動名詞はすでにしたことや、いましていること
・to 不定詞はこれからすること
という違いがあると思うんですけど、
これも似たようなものです。
「〜したこと」は「認識」「記憶」ってことです。
動名詞は抽象名詞の一種と思って良いので。
だから
My last fall
「(私の頭の中にある)私が最後に転んだの(その認識)は」
will be three years ago at Christmas, but
「(ぜったい)3年前のクリスマス(のこと) である(と思うんだ)けど」
(=そんなにしょっちゅう転んだ記憶ないのにさ)
ということです。
「最後に転んだという"認識"」をしてるのも
「3年前のクリスマスだと思っている」のも
どちらも話し手がいま現在そう思っていることだから、現在時制の表現で問題ないのではないでしょうか。
ただ今回の文に関しては
話し手の本人の 過去の出来事の記憶 を
my last fall という名詞にしているのが明らかだから
will have beenとか
was(事実だという断定感が強くなるけど)とかでも
別に良いんじゃないかとも思います。
みみさんの質問は、いつも、一筋縄じゃいかない文章を丁寧に読んでいるのがわかるのでとても良いと思います。英会話とかとは別の意味で、こういうのは力になると思います。