漢文
高校生

写真の緑線部がどういう意味かわかりません。
本文に山東の諸侯は秦が狙っていることに気づかないで互いに戦っているとあります。
ならば、知らないで戦っているという点で、禽と同じなのではないでしょうか。
説明をお願いします。

2 解説 傍線部を直訳すると、「(その)知恵は獣に及ばないことが遠い」となる。 このま までは不自然なので、わかりやすく言い直す。 解答 知恵は獣にも遠く及ばない。 「禽」は虎が自分を狙っていることに気づけば、警戒して互いに争うことはしないが、 「山東之主」は秦が狙っていることを知ったとしても、互いに争っており、それは「腐」 にも劣ることなのだと、男は述べるのである。
国策 ( 史伝 ) 書き下し文・現代語訳 さんしんがつ しん よわ てうわう 「三晋合せば 秦弱く、 趙王に謂ひて曰はく、 (ある男が)趙王に説いて言うことには、「(趙・韓・魏の三晋が結合すれば秦は弱くなり、 こてんか ところ さんしんはな しんつよ 明らかに知る所なり。 三晋が分離すれば秦は強くなります。 これは天下の諸侯が)よく知っていることです。 三晋離れば秦強からん。此れ天下の しか さんとう みち よわ 然れども山東 其の路を易ふる能はずして、 兵 弱きなり。 それなのに山東(の諸侯)はその道を変えることができず、 兵力も弱いのです。 わ しか あひいつ あた 弱くして而も相一にすること能はず。 虎将に禽に即かんとす。 虎が今にも獣に近づきとびか 弱いのに 互いに一つになることができないのです。 鳳虎の己に即くを知らずして、配して相闘ひて かろうとしています。 獣は虎が自分に近づくのを知らないで、そして互いに戦って ふた つながら濡れて其の死を虎に帰す。故にをして虎の己に 両方とも 疲れて自らの死を虎にゆだねてしまうのです。だから獣に 虎が自分に けつ あひたたか いまさんとう 即くを知らしめば、 決して相闘はざらん。とい 今山東の主 近づいていることを知らせたならば、決して互いに戦うことはないでしょう。 今山東の諸侯 しん おのれ S しか な あひたたか ふた 秦の己に即くを知らずして、 而して尚相闘ひて 両つながら は、秦が自分に近づいているのを知らないで、 そしてこの上に互いに戦って両方とも とほ 離れて其の国を秦に帰す。 に如かざること遠し。」と。 疲れて自国を秦に取られてしまうのです。 その知恵は獣にも遠く及びません。」と。 智 912 ち きん 435204

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