回答

そうですよね。このグラフだけで判断できるのか…。
クアラルンプールは、年中気温が高く、降水量も少なくなる月がないので、熱帯雨林気候だと、すぐに判断できます。
問題は、バンコクとケアンズです。
Afは、月別降水量の最少が60㎜以上(=年中降水量が多い)だと、年間の降水量には関係なくAfです。
AmとAwは、どちらも月別降水量の最小値が60㎜未満ですが、年降水量が1000㎜未満だとAw、2500㎜以上だとAm、
その中間では、月別降水量の最少値と年降水量の関係でAmかAwかが決まります。
式があって、年降水量をxとすると、100-0.04xよりも月降水量の最小値が小さければAw、それ以上であればAmとなります。
だから、このグラフで、月別降水量の最小値を読み取らないといけません。…難しいですよね。とくにケアンズは。
それに、式を覚えて計算するなんて、しなくていいような問題にしないと、と私は思います。

ちなみに、バンコクは33.9㎜未満であればAw、ケアンズは22.0㎜未満だったらAwです。
グラフを見ると、12月の降水量は、1目盛り(=100㎜)の3分の1(33㎜)よりもだいぶ少ないから、Awが確定ですね。
ケアンズの7月、8月は、1目盛り(=100㎜)の4分の1以上ありそうなので、25㎜は、なんとかありそうです。
だから、Amと考えていいでしょう。

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