英語
高校生
解決済み

a station was arrived at.が駄目な理由がよくわからないです。
解説には受動態に出来るかどうかは行為の直接の対象となっているかどうかで決まるとありましたがどういうことかいまいち分かりませんでした。
噛み砕いて説明してくださると嬉しいです。

回答

✨ ベストアンサー ✨

基本的なこととして
①他動詞は基本的には、受動態を取ることができる
②ただし一部の他動詞は、受動態にはできない
③ 自動詞は基本的には、受動態にはできない
④ただし、一部の自動詞は、自動詞+前置詞 で他動詞に近い意味を表すので、受動態にできる

arriveとatの組み合わせは③に該当します。
自動詞の一般的な傾向です。
注意して覚えることが必要なのは②④です。

https://spice-of-englishgrammar.com/transitivity/

↑とりあえずこれ読んでください

①の基本的な他動詞っていうのは、
主語が動作をして、それが作用して、目的語に変化が起こったり影響があったりする
ということを表す動詞です。
ただし
②実際には他動詞だけども、目的語に対する影響力が低いとか
④自動詞だけれども前置詞とセットで、他動詞に近い意味で使われる
というものもあります。
これを「他動性」が低い/高い とか言ったりします。

画像を見てください
紹介したページからスクショしました

文型によって他動性の高さが決まるというのが
一般的に言えることで、
受動態の文を作れるのは、
他動性がある程度高い動詞になります。
だけれども
②のように、形は他動詞だけども受動態が作れないくらい他動性が低い動詞(haveとか)もあるし

④のように、形は自動詞だけれども前置詞とセットになれば、受動態が作れる程度には他動性が高くなる動詞もあるのです

④の他動詞に近い意味 の自動詞+前置詞
というのは
回りくどく「近い意味」と言っていますが、
画像の表にもあるとおり
完全な他動詞とは他動性に差があります。
例えば
John kicked at the door
John kicked the door
だと
上の文は、あくまで自動詞なので、
「ジョンがドアに向かって、蹴る動作をした」ということだけを言っていて、
それによってドアがどうなったかは認識の外のことになります。
下の文の方が他動性が高くて、「ドアを蹴って、ドアが傷ついた・壊れた」という含みを持つかもしれないです。
つまり似たような意味でも
自動詞+前置詞より、他動詞のほうが、他動性が高い
ということですね。

一旦切ります

ののののの

[主語] arrived at a station という文が
a station was arrived at に直せない理由についてですが

ご質問にあった
「行為の直接の対象となっているかどうかで決まる」
ということと関連しますが
要はさっきの他動性の説明のようなことです。

arrive at〜という行為によって
駅が何かしらの変化とか影響が生じる
arrive atというのは、駅に何かしらの変化を起こす行為である
とは考えにくいからです。

ここからは超よけいな話です。
実は
一般的に受動態が使えないとされる表現でも
文脈によっては、受動態が使える場合もあって
例えば
live inはarrive atと同じように普通は受動態にしませんが
This house was lived in by Soseki
とは言えたりするんですよ。
なぜかというと、
漱石が住んでいたことで、「この家」は、
明らかにタダの家ではないとんでもない価値になったり、例えば当時の古い姿のまま文化財として保存される、とか影響があったと考えられるでしょう。
そういう特殊な文脈でarrive atも受動態にできる可能性はゼロではないよねっていう気はします。

ただその場合はa stationではなくて、
the stationとかどこか特定の駅じゃないとおかしいと思いますけどね。

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