回答

✨ ベストアンサー ✨

心射図法というものがあって、これは、地図上の任意の2点を結ぶ直線が最短コース(大圏航路)を示しています。
ただし、この図法では、世界地図を描くことができません。
ですから、地理の授業では、まず出てきません。

おにぎり

1や2はどうしてこの問題の答えとしてダメなんですか?

地道な地理

2は、最短コースを直線で表現することができません。
ただし、この地図で任意の2点を結ぶ直線を引くと、「等角航路」というものになって、これは別の働きがあります。

1は、「任意の2点」ではなくて「図の中心と任意の点を結ぶ」直線だったら最短コース(大圏航路)を示します。

だから、1も2もダメです。

地道な地理

「任意の2点」は「地図のどこでも適当に選んだ2つの点」ですが、正距方位図法の地図では、「一方の点が必ず図の中心」でないといけません。

おにぎり

何度も質問すみません🙇‍♀️
等角航路は船で移動する時に使うみたいなことを授業で聞いた気がするんですがそれは最短距離ではないんですか?どういう時に等角航路を使うんですか?

地道な地理

メルカトル図法で、任意の2つの点を結ぶ直線を描いてみましょう。
その直線と、経線の関係を見てください。
角度がどれも同じだと思いませんか?

「等角航路」は、直線と経線の角度がどこでも等しいことからそう呼んでいます。
この角度を測って、羅針盤で示された角度がずっとこの角度になるように舵を切ったら、目的地にたどり着きます。
最短コースではありませんが、船の操縦がしやすいので、今でもメルカトル図法は使われています。

おにぎり

ありがとうございます🙇‍♀️

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