そもそも外力というのは、例えば手で押したりした時の力などのことです。水平方向には何もそういった事はしていません。なので水平方向には外力が働いていないといいます。
また、θをその場所に置いて重力を分解してもそのような図にはなりません。
右側はmgcosθであっていますが、左の方は斜め下向きにmgsinθなります。
分解した時にθがある方とない方を合わせて90°でなければいけません。なので、重力は水平成分に働いていません。
というより、重力がそのように地表と水平になることは無いというのは直感的にもわかるかと思います
あとこれも大事なことなので。下の台には小球の重力が働いて動いている訳ではなく、小球の垂直抗力の反作用を受けています。
なぜなら、重力は「場の力」であり、台と接している力では無く、小球にのみ働く力だからです。重力の反作用は垂直抗力ではなく万有引力です。
左下の方に書かれていますが、割と勘違いする人が多い事なので気をつけてください