回答

念のために書きますと、「ゲノム」は、その生物に必要な遺伝子の1セットのことです。ヒトやイネでは、母親と父親から1セットづつ受け継いで、1つの体細胞あたり2セットのゲノムを持ちます。
表1は1ゲノムあたりの塩基対数と遺伝子数が書かれています。

1)分裂直後のヒトの体細胞には、2セットのゲノムが入っています。ですので、3.2x10^9 x2= 6.4x10^9塩基対が含まれていますので、正しいです。
2)イネよりもヒトの体のほうが大きいですが、表によれば遺伝子の数はイネのほうが多いです。ということは間違っています。
3)この表の中で原核生物は大腸菌だけです。その他は真核生物です。表によると、大腸菌の塩基対数は一番小さいです。ということで、これも間違っています。
4)1つの遺伝子あたりの平均塩基対を計算してみます。大腸菌:9.55x10^2、ヒト:1.56x10^5
ヒトの方が大きいので、これも違います。
5)イネとヒトを比べると、イネのほうが遺伝子の数は多いですが、ヒトのほうが塩基対数が大きいです。ということで比例していませんので、これも違います。

合っているのは1だけではないでしょうか。

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