回答

まず、関係詞について一通り抑えておきましょう!
ex. Mike is a person (who / whom) can do anything.
この答えがwhoなのは瞬間的に分かるかと思います。
では、なぜwhoなのか説明できますか?
この説明は、関係詞があとで難しくなればなるほど、だんだん大切になってくることなので、説明できるようにしておきましょう!
まずこの文を見たときに、注目するのは動詞です。
当たり前ですが、英文には必ず動詞が存在しますよね。どんな文にも最低1つは必ずあるし、2つある場合も、もっとある場合もあると思います。
そしてこの文なら、まず isという動詞があり、あとの方にcan doという動詞もあるわけです。
つまり、動詞は2つありますね。
こういう場合に、必ずあてはまるルールがあります。
なんだと思いますか?
それは、、、
Vの数-1=接続詞・関係詞の数
というルールです。
動詞が2つあるなら、1を引きます。
そうすると、その文の中に必要な接続詞または関係詞の数が1個だとわかるのです。
つまり、この例文には動詞が2つあるのだから、空欄には何か1つ、接続詞か関係詞が入るというわけです。
この考え方でカタマリをつかんでいくのが理想的です。
では、実際に何が入るのでしょうか。
これを考えるときに必ずすべきなのが、空欄の後ろを見ることです。
目線が飛んでしまったらよくないのは、空欄の前です。空欄の前を見ると、先行詞が「人」だとか「もの」だとか、あるいは「場所」だとかいう方向に意識が働いてしまいますが、大切なのはまずは空欄の後ろです。
空欄の後ろを見ると、動詞は can doがちゃんとありますね。
そして、doのあとに目的語のanythingもあります。「何でもできる」という意味になっていますね。
でも、canの前が問題です。
今のところ、canに対して、主語になる名詞がありません。
このままでは「だれ」が何でもできるのかわかりません。
つまり、文に必ずあるべき名詞が1つけてしまっているということがわかります。
英文法では、こういう状況の文を「不完全な文」といいます。
不完全な文だとわかることによるメリットは、けっこうあります。
英語にはいろいろな接続詞や関係詞がありますが、その中で後ろに不完全な文をとれるものは、基本的に4つしかないのです。
この4つだけは絶対に覚えなくてはいけません。
英語の接続詞と関係詞を全部覚えなさいと言われたら、厳しいかもしれませんが、4つなら何とかなりそうですよね。
何だか分かりますか?
それは、who・whom・which・whatです。
このことは、関係詞の勉強が進めば進むほど大切になってきますので、いつも頭に置いておくようにしてください。
who と whom と which は thatに置き換えられることが多いので、thatを入れたら5つとも言えます。
基本はwh-で始まる4つで、置き換えられるthat まで入れて全部で5つと覚えておけば、問題ありません。
さて、例文の文は不完全な文だということと、不完全な文の空欄に入る語の候補は4つだけということがわかりました。
あとは、4つのうちの何が入るかですね。
その答えは、後ろに足りないものです。
例文には何が足りなかったか、振り返ってください。
足りないのは主語でしたよね。
じゃあ、足りないものを空欄に補ってみましょう。
主語が足りないから、補うべきなのは主格の関係代名詞です。
よって、空欄にはwhoが入ります。
これで、関係詞を含む文の完成です。
関係詞から始まるカタマリが説明する相手が「先行詞」と呼ばれる点も、おさえておきましょう。

ex. Mike is a person () you met yesterday.
関係詞が決まるまでの流れが、わかってきましたか?
同じ要領でこの例文も見ていきましょう!
この文は、Mike is a personのところまではさっきの例文と同じです。
でも、空欄の前が同じだからといって、同じ語が入ると思ったら大間違いです。
さっき私は空欄の前ではなく、後ろを見るようにと言いました。
実際に見てみると、今回は、主語はあります。
そして、もちろんそのすぐあとに動詞もあります。
「あなたが会った」という意味ですが、今度はそのあとを見ても、だれに会ったのかが不明です。
つまり、目的語が欠けていることがわかります。
動詞のあとにあるべき目的語が1つ欠けてしまっているのだから、これも不完全な文と判断できます。
したがって、足りないものを補わなければなりませんが、今回はwho と whomのどっちが合うでしょうか。今回足りないものは、主語ではなく、目的語でしたね。つまり、目的格の関係代名詞を入れるべきなので、答えはwhomになります。
※ 今回の答え whomは、文法的には正しいのですが、一応「模範解答」です。
というのも、実は英語の世界では今whomという関係代名詞はあまり使われなくなってきていて、「人」なら主格も目的格も全部whoでいいだろうという方向になってきているのです。
だからこの答えは正直に言えば、もちろんwhoでもOKなのです。
ただ、文法的にガチガチで説明すると、足りないのは目的語だから目的格のwhomを補うのが原則だということです。
このことは、覚えておいてもいいかと思います。

ex. This is a machine ( ) can do anything.
また同じ要領で空欄に何が入るか考えてみましょう!
この文は、最初にやった文と空欄のあとがまったく同じです。
動詞 can doが続いていて、そのあとにあるanythingは目的語です。
でも、can doの主語はありません。
つまり、またもや主語の欠けている不完全な文です。
ここではじめて、空欄の前に目線を移すことができます今度は先行詞がmachineで、「人」ではないので、さすがにwhoを入れたらアウトですね。
したがって、空欄に入れるべきなのはwhichだと判断できます。

ex. I found the book () you were looking for.
では、この例文はどうでしょうか?
こういう問題に出会ったら、とりあえず後ろを見るクセをつけましょう。
主語はyouがあるし、were looking for は「探していた」という動詞ですね。
でも前置詞 for の後ろに、名詞がありません。
どう見ても、for の後ろの目的語が空席です。
なので、不完全な文ですよね。
目的語がけているとわかったので、whom かwhichのどちらかを補うわけですが、もちろん、今回の先行詞は the bookという「もの」です。
だから、補うべきなのは whichと判断できます。

そろそろ、関係代名詞が簡単に思えてきたのではないでしょうか?
これらの例文を見るとわかるように、「もの」について説明するときは、主格も目的格も which です。
一方、「人」のときは、主格はwhoだし、目的格もwhoが使えます。
だから、もう「人」なら whoでいいと言っても間違いではありません。

これで問題が解けるかと思います!
解いて写真さえ送ってくれれば答え合わせしますので、これを頼りに是非主さんの力でやってみてください!
応援しています!

H.R.

長文失礼しました!

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3(1)graduateは動詞の後ろに必ず前置詞が必要な自動詞です。よってfrom whichとなります。
(2)attendは他動詞なので前置詞をつけません。よってwhichとなります。
(3)employも他動詞なのでwithは不要です。よってwhomとなります。
(4)stayはatを後ろにつける自動詞なので、at whichとなります。
(5)learnは自動詞にも他動詞にもなります。learn aboutの場合は自動詞となるのでfrom whomとなります。

(3)()の後にnamesがあります。nameの前にwhose来る場合はとても多いです。そもそもwhoesは所有格(誰の?)を表すのでnameなどとの相性がピッタリです。また()の後は完全文が来てるのでwhoにはなりにくいと予想できます。
(4)()の後が完全文なのでwhoもwhichも入れません。よって×。

前置詞+関係代名詞についてリンクを貼っておきます。
https://hoshino-english.com/preposition-relative-clause/?amp=1
3(1)~(5)は自動詞・他動詞の基本知識がないとなかなか難しく見えてしまう問題です。しかし他動詞より自動詞の方が少ないのでテスト等によく出る自動詞を少しずつ押さえれば問題ありません。他動詞、自動詞の見分け方や覚え方は様々あるのでご自身で自分に合う覚え方をネットで探してみるといいと思います。
間違いや分からない所があれば仰ってください🙇‍♀️
勉強お互い頑張りましょう!

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